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〇〇さん

作者: 坂板 通鋏

ねぇねぇ、〇〇さんって知ってる?

私もよく知らないんだけど、

聞いた話だと、

夜中に突然、部屋の扉をノックされるんだって、

そうすると、いくら熟睡していても、

起きてしまうんだって、

そう、これだけだと迷惑なだけで怖くもなんともないんだけど、

その〇〇さんってのが扉を開けて部屋の中に入ってくるんだって、

そして部屋の中に入ってきた〇〇さんに姿を見られると、

つれさられて殺されちゃうんだって!

そうだよね、部屋の中に入られたらほとんど終わりだよね。

だからノック音で目が覚めたら布団を頭から被って息を潜めとけばいいんだよ。

え?なんで〇〇さんなのかって?

だって、

名前忘れちゃったんだもん。

そんな笑わなくてもいいじゃん。

あっそういえばなんか名前3回呼べばすぐにいなくなるって言ってたような?

何だったけ?

たしか、

なか、なま、ならさきさんだったっけ。

〇〇は、ならさきじゃないよ。

そこの名前が違うのは覚えてる。

うん。

あっもうこんな時間早く帰んないと。

じゃあまた明日ねー。


-----------------


おい、この子お前の知り合いじゃなかったか。


〇〇市の小学生〇年生の児童一人が行方不明になる事件が発生しました。

情報によると、両親が朝おこしに向かった時にはもう、、、、、、




あれは、本当だったのか?


「言い忘れてた!〇〇さんのことを人に話すとその人のところに現れるらしいよ。」



登場人物

主人公

公園でよく遊んでた子が来なくなったと思ったら死んでいた。

作中一番の被害者

部屋のドアが開いていたため、助かった。


少女

噂をしたために死んでしまった。なお、呼ぶべき名前を間違えていたためそのせいで死んだ。


〇〇さん

元ネタは作者が小学生の頃に聞いた話。

ほぼそのまま、名前だけ忘れた。

ドアを開けるだけで入ってこれないくそザ ・(Д`(⊂


面白いなって思ったらコメントよろしくお願いします。

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