第4章登場人物紹介
ファルファレーとその手下たち
ファルファレー
年齢:不明
種族:不明
リオたちが暮らす大地、キュリア=サンクタラムの神を名乗る男。自身のしもべたる神の子どもたちを率い、拠点としている聖礎エルトナシュアへ至るための鍵を手に入れるべく行動を起こす。
かつて真の神の一人、ラグランジュを食らいその力を奪ったこと神の力を得た。もう一人の神、ベルドールの落とし子たる魔神たちの力をも手に入れようと目論んでいる。
バギード
年齢:不明
種族:なし
先天性技能【真眼】
三つの力を備えた神の眼。全てのものを見る万映眼、相手の動きを見抜き予知出来る透映眼、魔力を視ることが出来る魔映眼を備え持つ。
ファルファレーの配下、神の子どもたちの一角。単眼を持つ偉丈夫で、巨大な戦鎚を武器としている。傲岸不遜な性格をしており、リオたちを下等生物と見下しコケにしていた。
ローレイ
年齢:不明
種族:なし
先天性技能【魔念】
己の意志のままに周囲にある物体を操る。生物モドキを作り出し使役することも出来る。
ファルファレーの配下、神の子どもたちの一角。父たる神の言葉を大地の民に伝える宣教師の役割を持つ少女。バギード同様、リオたちを下等生物と見下し、滅ぼそうとしている。
ジェルナ
年齢:不明
種族:なし
先天性技能【接触解析】
触れた相手の情報を読み取り、あらゆる行動を先読み出来るようになる。触れる者は本人だけでなく、映像や絵画でも問題ない。
ファルファレーの配下、神の子どもたちの一角。双剣を操る魔剣士であり、その実力は本物。処刑人として数多の血を吸わせた剣を振るうことを己の喜びとする残忍な性格をしている。
バウロス
年齢:不明
種族:なし
先天性技能【器物盟約】
自身の扱う武器に膨大な量の魔力を宿すことで、武器が破壊されない限り何度でもよみがえる不死の力を行使することが出来る。武器自体も魔力で強化されており、破壊するのは難しい。
ファルファレーの配下、神の子どもたちの一角。子どもたちのリーダーを務めており、ファルファレーがあない間は彼に変わって指揮を採る権力を持つ。四人の中で最強と呼ばれており、リオたちを苦しめた。
新たな魔神たち
ミョルド
年齢:不明
種族:魔神(ヘビの姿)
かつて兄妹たちと共にファルファレーと戦った七人の魔神の一角である鎚の魔神。兄妹の中でただ一人、古代神話の真実を知っている。
何よりも戦うことを好み、かつての戦いでは突撃隊長として先陣を切ってファルファレーの軍団と戦っていた。リオたちに真実を伝えた後、カレンに己の力を託し消滅した。
新たな協力者
ヘラクレス・バンコ
年齢:25歳
種族:人間
バンコ家の一人にして、当主レンザーの息子。一族の中でも最も戦いの才覚に恵まれており、数多の武勇伝を持つ。ファルファレー側に味方したメーレナ家を討つため、リオと共闘する。
厳つい見た目とは裏腹に甘いお菓子が大好物であり、常に持ち歩いているポーチの中にはチョコレートやキャンディなどがギッチリ詰まっている。面倒見もよく、たまに一族の子どもたちにお菓子を振る舞うことも。
エリル・ゼオノーア・デ・ケリオン
年齢:19歳
種族:人間
聖礎へ至るために必要なゴッドランド・キーの一つを管理していたケリオン王国の姫。ファルファレー一味の襲撃を受け、自分以外の民を根絶やしにされてしまった。
鍵と共に父に逃がされ、リオたちに保護された。滅ぼされた者たちの仇を討つため、リオたちに協力する。歴史学者でもあり、ミョルドやメルナーデから真実を聞かされた時には動揺してしまった。
フォルネシア機構
メルナーデ
年齢:少なくとも一万歳以上
種族:龍族
時空の狭間に存在する、全ての大地の歴史を記録し保管する組織フォルネシア機構を統べる女性。かつてベルドールとラグランジュがたどった旅を知っており、影ながら援助していたようだ。
機構を統べる者として、全ての大地の平穏を破壊しかねないファルファレーを危惧している。
エルケラ
年齢:不明
種族:観察記録官
フォルネシア機構に所属する職員。リオたちが暮らす大地、キュリア=サンクタラムを担当している。影ながらリオたちを助けていたが、大地の民と接触してはならないという規則を破ってしまい……。




