表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
探し物を続けて異世界まで。  作者: 〆鯖
第1章 集まる点と繋がる線
4/8

少年、イツキ、出会う

「侵入者が、こんな」

年齢だとはー、とイツキは続く言葉をとめた。

年齢は十代中後半、だろうか。侵入者という

不意の歓迎しかねる来訪者。


「乱暴な空間のあけかた」とリリエラは感じた。

侵入者がここにきた理由を聞き出しながら排除という流れを考えていたイツキにとって、難度の低い話で済みそうで少し安堵する。


「何者です。答えなさい」

守るものがあるイツキは強めに言葉を発する。

「……ここにいるのは俺の意思ではない」

「何者です。理由を聞いてるのではありません」

少年はあまり話を説明せずに解放してもらえるか切り出したが、当然のように流された。


「敗北者で怪我人。少し時間を欲しい」

「……何者です。」

本当は既に一度落ち着いた呼吸をわざとくずし、

相手側の反応を確認しながら自分からの情報を少年は選んでいる

「魔の存在を追ってるんだ。負けて跳ばされた」

「……魔の存在。魔女、とは違うのですか」

話の流れが変わった。少年は召し使いの間に

会話の道が拓けたと内心喜ぶ。ただ魔女ーというのは自分の中にもない情報だ。

話の切り口を閉じてしまわないよう、少年は初めて召し使いに長めの言葉を返した。

「こちらの住人に迷惑を掛けてるのはわかる。申し訳ない。ただこちらの事情に巻き込んでしまうと重ねて迷惑になる、だから」

「……聞かずに帰したとしても巻き込まれる場合があるでしょう。怪我の処置はしませんが、当主に状況を説明する必要があります」

年格好の情報をおもとして、そこまで油断も出来ないがイツキは少年への警戒を緩めて案内をすることにしたー


小説内でキャラ紹介挟むと文がかさ張るよね……


ということで

リリエラ21歳、少年16歳、イツキ?です。

イツキはリリエラと姓が同じですが、当主はリリエラです。イツキは……というと本編に食い込んでしまうので、実の姉妹じゃないよーくらいに読んでください。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ