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空白の彼女  作者: xjw
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第四話

 仕方なしに、僕は、ヨウコといっしょにいた。

 それが彼女に伝わったようだ。

「ケンタは私のこと、嫌いなの?」

「どうして?」

「なんだが、雰囲気が…」


 喫茶店。雰囲気はいんだけど…。


 ヨウコは怒ったようだった。

「どんな姿にもなれるのに、どうして私じゃダメなの!」

「…人って、見かけだけじゃないからな」

「私の性格がイヤだってこと?」

「いいや、そんなことないけど…」

「もう!いい!」

 彼女は、文字通り、消えた。


 僕は喫茶店でしばらく一人でコーヒーを飲んで、静かに店を出た。


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