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第二話
一通り、遊んだあと。
ヨウコが言った。
「私って、姿が見えなかったでしょう?自由に変えられるのよ。飽きなくて、いいでしょう?」
今の彼女は、耐えられないほど、魅惑的だった。
でも、僕は冷めていた。
見た目は、もう、いいかな…、と。
そういう娘とも何人か付き合ったけど、あんまり楽しいもんじゃなかった。
僕は、キスして、別れの言葉を言った。
「へえw。私を振っちゃうんだ。どんな素敵な姿にもなれるのに…。まあ、いいけど」
特に恨み言らしいことも言わずに、ヨウコは承諾した。
「さよなら、ケンタ」
彼女はキレイに消えた。