ゲーム
なんとなく執筆してみたモノです。間違い等あったら、教えてください
とある準備室の中で見つめ合う僕と彼女。
甘酸っぱい雰囲気はなく、緊張に満ちた空気が包んでいる。
彼女は覚悟を決めている顔。
そうゆう僕は彼女みたいに覚悟を決めれない。
そう・・・これは、僕と彼女とのゲームだ。
「ねぇ、もう終わらせようか」
呟く彼女に僕は戦慄を走らせた。
まだ、僕は負ける要素を見せていない筈だ。つまり彼女のハッタリだ。
無言を貫く僕を彼女はとあるモノを見せつけてきた。片手サイズの長方形の物体。
あれは・・・僕の携帯だ!!
「教室に置きっ放しは危ないよ。それに・・・この中を全部見させて貰っちゃた」
窓際まで下がる僕に近ずく彼女。
僕が負けるだ。彼女のほうが上回っていたんだ。
僕の視界には彼女しか写っていない。
そして、携帯の画面を見せつけられた。
「まさか、浮気してたなんて。有罪、お仕置きだね♪」
そこに写っていたには、目の前の彼女とは違う女の子と仲良く映る僕。そして僕が写す視界には素敵な笑顔の彼女。
僕がゲームの敗北が決まった。
えぇ、浮気はダメですよね。身思って味わいたくないです。