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幼稚園に行くと3年で築いた人脈のお陰か、クラスや先生方問わず挨拶をされる。
「おはよう、ウィーク君」
「ウィーク様、おはようございます」
「ウィル、おはよう」
「皆さん、おはようございます」
笑顔を振り撒きながら挨拶を返し、自分のクラスへ行く。
「…おはよう、ウィル」
「おはよう、ライト」
クラスに着くとライトに出迎えられる。
今では親友と言って良いほどの仲になったと思う。
彼とあまり言葉を交わさなくても、どう考えているのか分かるようになったし、アイコンタクトも出来るようになった。
男の友情って、憧れていたんだよね。
自由時間となり、何をしても良い時間となった。
前までは読書をしていたのだが、読む本がなくなった為、今は水鉄砲作りをしている。
粘土でも、水に溶けないものが手にはいったのだ。
ちょっと固いが、出来なくはないと思う。
前世で解体したプラスチックの水鉄砲の作りを思い出す。
ポンプ式で意外と簡単な作りをしていたな。
霧吹きと似た原理をしていて、圧縮空気のよりは作りやすい。
100均の水鉄砲を解体しても怒らなかったが、ちょっと高めのウォーターガンは怒られた記憶がある。
複雑で元に戻せなくて落ち込んだな…。
それに悔しくて、あれから解体する時はメモを書いたり、ネットで調べながら解体したっけ。
などと考えながら作っていくと、あとは乾かすだけだ。
夏だし、水鉄砲で涼みながら遊ぶのは楽しいからね。
右隣ではメアリーゼが船を作っている。
以前に悲恋の豪華客船の話をしたら船に興味を持ったらしい。
「私だったら海を土に変える」と言っていた。
流石、異世界の子供。スケールがデカイ。
メアリーゼは第一属性が土だしね、それより土で浮き輪を作ってくれ。
左隣ではライトが水笛を作っている。
私が先週作ったら音にはまったらしい。
仕組みは教えたから、うまく出来ると良いな。
こういう粘土で遊んでいると童心にかえるね。
実際に童子だけど。




