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この世界では6歳になると生活魔法という無魔法に分類される魔法から習うそうだ。

生活魔法の名前の通り、生活する上で使う為の攻撃性がない魔法だ。

攻撃性がない、というのも人に向けて使おうとするとキャンセルされる。

その為、魔法の入門として使うことが多い。

また、無魔法が属性にない場合は杖を使う。

人族は無魔法がない方が少ないので、無魔法で杖を使うことは稀なんだとか。


杖とは、自身の属性にない魔法を使用する場合や少ない魔力で魔法を使用する場合、魔法の調整が必要な繊細な場面に使われる。

魔法に親和性が高い世界樹ユグドラシルに魔石が埋め込まれ、自身の魔力を少し流すことで使用出来るようだ。

杖も興味深いな。


話はそれたが、なぜ私が無魔法の話をしたかというと隣の家の双子が6歳になり、無魔法を私の前でドヤ顔で使用しているからである。

つまりは私が4歳となった。

何事もなく生活しているが、体が周りの子と比べれば1歳程は小さい。

これからに期待である。


「ウィル、おれたち、せいかつまほうをならったんだぜ!」

「ウィル、せいかつまほうをならったんだよ、ぼくたち!」


「おれ」というのがクエトで、「ぼく」というのがシヤルだ。

それぞれを私はクーにい、シーにいと呼んでいる。

たまに一人称を変えて大人たちをからかっているが、私は二人を呼び間違えたことはない。

双子だからといっても、小さな違いがあるのだ。


「へえ、だれにならったの?」


「うちの母さんだよ」

「せいかつまほうくらいなら大丈夫だからな」


「そっか。うらやましいな」


「ウィルもあと少しだから」

「がまんだぞ」


二人に頭を撫でられる。

私も早く人前で使えるようになりたいな。



 

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