イケメン少年★登場!?
「終わりましたねvv」
授業が始まると元気になるテミ。
マゼンダはやる気を無くしたようだ。
「うん‥‥」
「では、今日は帰っていいですよvv」
と言う事なので帰る。
テミは1人(マゼンダとは違う道)で道を歩いていたら
小さなお店があった。
ガラガラガラ
???「いらっしゃいませぇ。」
と誰か分からない人が迎えた。
「こんにちは。」
そこにはいくつもの絵本が並んでいた。
???「えぇっとねぇ。いろいろあるから好きなのを取りな」
そう言われたのでテミは「灰色の泉。」という本をとった。
「これ。いいですか??何円ですか??」
???「300円だよ。」
それを払うとテミは出ていった。
その店を明日、マゼンダに教えようと
振り向くともうそこにはお店はなかった。
「変だなぁ。」
とテミは思っていた。
でも確かに手には本をしっかり持っている。
「まぁ。いいか。」
とテミは家に帰った。
テミの家はまずまずだ。
家の中の10分の1は漫画だ。
母が漫画家だからでもある。
「ただいまぁ。」
「おかえりなさい。」
そう言うとテミは母のために紅茶を入れる。
クッキー付きで。
「どうぞ。では私は部屋に行ってます。」
そう言うとテミは部屋に行った。
テミの部屋は広い方。
5人兄弟の長女だから。
まぁ。家族としては4番目に年がうえ。
父、母、兄、テミ、妹×3である。
「ふぅ。物語でも読んでみるか。」
その中身はこんな話だった。
(平仮名です。小さい子も読めるように。)
あるところに おばあさんとおじいさんが すんでいました。
おじいさんは ももを わるのが とくいでした。
おばあさんは りょうりを つくるのが とくいでした。
そこに ちいさな おとこのこが うまれました。
そのこは くろう。 となづけられました。
くろうは とってもかわいがられて いました。
そのこが ちゅうがくせいに なったとき、
わるいまじょがきて そのこを どこかに ふういん
してしまいました。
そのこは いまでも みつかっていません。
これは ほんとうの おはなしです。
「何これ??こんなお話あるわけないじゃん。」
この瞬間だった。
テミが持っている本が揺れた。
「な・・・何これ??」
「な・・・何なの〜〜」
「こんにちわ。マイハニィィ」
と見知らぬ男が窓枠の所にいた。
「だ・・誰??」
「あぁ。俺か。俺はクロウ。この物語からきたんだぜ。封印を解いてくれた君。」
テミはキョトンとしていた。
それはそうだろう。
急に男の子が窓に座っていたんだから。
「も・・・もしかしてこの物語??」
とテミは恐る恐るその本を持った。
「もちろんそうに決まっているじゃん。よぉし。お金よ出てこい!!」
そう言うとクロウの手にはお金がザックザクだった。
「何で??お金が!!」
ちなみにクロウの服装は昔風な服だった。
「まぁ。気にしないで。じゃあ買ってくるから。」
そう言うとクロウは行ってしまった。
主人公はマゼンダの予定でしたがテミに変えました。




