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感想などなどいただきまして結局この小説を続行させることにしました。パクリだろ言われたらその時はその時で。消されるのが先か完結するのが先かわかりませんが頑張ります。終わりが見えない小説ですけどね(笑)
俺は2日かけてスライムやタヌキみたいなのを数匹倒して全ての能力が9になった。敏捷だけ1少ないはずだったがスライムはすべての能力が7らしく気づいたら全部の能力が7で止まっていた。そこからタヌキを3匹倒して全部10にしたかったのだがタヌキは全部が9らしかった。3匹目を倒して能力が上がらなかったのを確認してから4匹目を倒しても変化なかったので間違いないはずだ。
戦いの中で血の能力の使い方を色々試したんだが工夫すればするほど俺の能力は凄いものだと思い知らされることとなった。何ができるかと言うと「コレをソレにアレできる。」、「コレしなくてもソレできる。でもコレしたほうがアレ。」といったかんじだ。具体的には実際に戦闘になった時に披露しようではないか。メタ発言はここまでって誰かに言われたので自重する。
そんなこんなで一般人よりちょっとだけ弱いくらいにまで成長した俺だ。元の世界で完全なインドア派の俺は元の世界より断然動けるようになっていたのだが。この世界の一般人の能力平均が10。おそらく元の世界の平均は7くらいだと思う。前にも言ったがこの世界の一般人はたくましい。ムキムキとかじゃなくて体の使い方がうまいというべきだろうか。
とにかく所持金はしばらく困らない程度にある。能力も街道の魔物相手に手こずらない程度には上がったので討伐依頼とかも受けてみたいなと思う俺である。
「あ、そういえば装備も整えたいからまずは武器屋行くか。」
以前再来店を誓った店に足を運んで武器と防具を揃えたい。お金にも余裕あるし以前目に止まったサイスよりいいやつで新品のやつでもあればそれでもいいなと妄想しながら歩いていた。完全に顔はニヤニヤしていたので周りからは変人のように見られたけど気にしない。
そういえば最近はずっと野宿してたしダインの家にも顔を出していない。村人とも全く交流していないので知り合いも他にいないままだった。これからここで生活するにはちょっとさみしい気もするが孤独は前の世界で慣れてるし気にしない。気にしない・・・。
「いらっしゃいませー。」
そんなことを思っているうちに気づいたら防具屋に付いていた。いかん、顔を戻さなければ。店主が若干ひいてるじゃないか。
「すみません、あれくだs・・・。あれ?ここにあった真っ黒いスベスベローブは!?」
以前そこにあったローブは無くなっていた。人気あって買われたのだろうか。俺は無性に焦った。妄想した結果がこれとか悲惨すぎる。
「ああ、それならこの前きた王都の商売人に売ったよ。ここじゃローブに20万も出すやついないし。元々仕入れに来た時まで展示しとくだけの予定だったしな。」
「そ、そんなー。」
俺は崩れ落ちた。真っ白に燃え尽きたぜ・・・。
「それなら王都に行って買えばいいだろう。そこならもっといい商品もあるだろうし選び放題だぞ。まあ金があればの話だがな。」
笑いながら店主は提案する。確かにそうだ。カッコイイサイスも王都に行けばありそうな気がする。そこで特殊能力付きの武器をっていうテンプレはあるかわからんけど。そうだ、王都に行こう。でも道わかんね。
「すみません。迷ってここの村にたどり着いたので王都までの道がわかりません。教えてもらえないでしょうか。」
「なるほど。それなら森を道なりに突き抜ければ早いんだが強い魔物もいるから転送所を使えばいいんじゃないか?1万グルで王都まではいけるぜ。」
転送所とかあるんですね。すげー。
「転送所ってどこにあるんですか?」
「この店の前に魔法陣書いてる看板の建物あるだろ。そこだよ。」
近いなおい。都合よすぎだなんて言わない。運がいいだけだよな。魔法陣の看板の店は魔法具売ってるかと思ってたぜ。ちなみにみんな大好き魔法具は指輪に魔法陣が描かれてる看板のお店で売ってるらしい。そういや俺って魔法使えるのかな。王都行ったら色々調べてみるか。
転送所は無人で紙とポスト?だけがあった。紙に行き先を書く。その紙でお金を包む。ポストにイン。行き先に到着。ってかんじらしい。
というわけで王都にワープしました。てへっ。
これからエンジョイ王都生活するぞ。
「きゃああああああああああああああああああああ」
俺の耳に入ったその女性の悲鳴は王都生活スタートがすんなりいかないことを約束してくれるかのようだった・・・。
文字数中途半端なっちゃうので短いけどここで区切ります。次回ヒロイン登場するかもしれません。作者の生活の問題で1話30分以上かけないで執筆しているので毎回伏線はっても次回のこと考えてないのでどうなるかわからないというのが本音です。本当はもっと時間かけたいんですけど・・・。ごめんなさい。