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お久しぶりでございます。やっとこさ落ち着いて投稿できる状況になりました。感想とか色々ありがとうございます。再開に伴いましてユーザーネームを「398」から「ふぇん」にします。これからもよろしくお願いします。
美少女を目指しているコハクです。いや、正確には美少女とパーティーを組むことを目指しているコハクですけどそんな細かいことは今の俺にはあまり関係ない。とりあえず彼女より早くランクを上げてなおかつ迷惑をかけない程度に強くならなければならないのだ。
美少女のためなら頑張れる。それを証明するためにまずは依頼を受けることにする。早くランクアップするには討伐系の依頼をこなすのが一番手っ取り早いはずだ。採取系でも悪くはないが戦闘能力は上がりにくいし探すのに時間がかかって数をこなせない。というわけで掲示板とにらめっこすること10分。よさそうなのが見つかった。
「ブリリンの討伐依頼、10体か。11体目からの報酬はないらしいが売れるところもあるだろう。まあそこまでたくさん倒す必要性も感じないけど。」
ブリリンというのは緑色の小鬼みたいなやつだ。一般的なゴブリンの弱体化バージョンとでも言えばわかりやすいだろうか。このあたりからは一般人で完全防備で1対1でなんとかなるレベルのモンスターである。だから報酬もそこそこ高いし今の俺の能力も上がるはずである。
余談だがブリリン、ゴブリン、ゴゴリンの順で強くなっていくらしい。今後戦うかはわかんないけどね。
「すみません、これやりたいんですけど。」
「ブリリン討伐ね。10体で5万グル。それ以降は耳だけ買取で2個で1000グルってとこかしら。素材はそんなに需要ないしこんなとこね。討伐証明としてこれまた耳が20個必要になるから。ある程度は欠損も気にしないけど綺麗な方が嬉しいかな。市場にもまわせて一石二鳥なのよね。」
おねぇさん頼もしいっす。とりあえずこの依頼を受けることにして俺はギルドを後にした。
「さて、血操師の能力を存分に生かしてさっき買ったサイスも使うとなるとあの方法か。」
ブリリンと遭遇するまでの間そんなことを考えながら歩いていた。実際どんなかんじで戦うかって?それはこの後すぐわかるからそう急かすなって。
「お、あれがブリリンか。うげぇ気持ち悪い。」
目の前には緑色の小鬼がうじゃうじゃいた。目測20体程。この数のブリリンに囲まれたら一般人だと間違い無く負ける。相手の数が多くても一度に攻撃を仕掛けてくるのは大体3体程度なので俺くらいになるとちょちょいのちょいってやつよ。そんなことより緑色の動く物体がうじゃうじゃいるとなんかこう、胸にくるものがある。恋心とかではない。Gの大群を見たときに似ているあれだ。勘違いはしないでほしい。
「とりあえずやっつけますかー。いでよサイス!!」
収納魔法から解き放たれた相棒、黒光りするサイスは右手に握られた。戦闘準備は万端だ。
「おっしゃ、行くぜ。おらぁぁああああああああ?え!?」
サイスを片手に俺はブリリン群に走りだそうとした。そう、しただけなのだ。実際にはサイスが思いのほか重くサイスに引きずられるような状態で転んでしまった。
「う、う、うそ~ん!!」
次回は成長して色々やらかします。大事件とかにはならないはずですけどね。




