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敵の部位欠損などの描写あります。また、血液が多めに含まれておりますので苦手な方は御観覧を控えた方がいいかもしれません。

 俺は後藤琥珀(ごとうこはく)。どこにでもいるいたって普通の男子高校生のはずだ。


 そんな普通の俺が何故か普通じゃない場面に遭遇している。そう、目の前には神様がいるのだ。


 神様(自称)の見た目はロリでもなければお姉さんでもない。それは最初から諦めていたが予想していたおじいさんの姿でもなかった。


 丸刈りにグラサン、アロハシャツにデニム。一昔前のチンピラにしか見えない強面お兄さんが神様と名乗っている。そして何故かこの神はツンデレ属性らしく話していて少し疲れる。


 全知全能の神ともあろう御方が「ツンデレが許されるのは女子高生まで」という俺の中の常識すら知らないので最初は疑ったさ。皆もきっとそうだろ?


 それでも結局信じることになったのは空飛ぶわ魔法使うわで非現実的な現象を起こしたから。決して「信じなければ携帯の秘蔵幼女コレクションフォルダを全部消すぞ」と脅されたわけではない。口が裂けてもそんなことは言えない。


 神様のツンデレ成分のせいで会話が長引いたので要約すると「風呂で熟睡→溺死→可哀想だから転生してみる?」ということらしい。死に方には触れないでほしい。テスト勉強で疲れてたんだ。多分。


 異世界へ転生することもできるらしく願い事も3つまで叶えてくれるらしい。厨二病患者の俺は異世界転生のラノベを読み漁っているのでとてもありがたい提案である。となると・・・。


 「剣と魔法が使えるファンタジーな世界に転生したい。願い事に関してだが1つ目は今のままの姿、年齢で転生したい。2つ目は自動翻訳能力が欲しい。3つ目は他の人と絶対被らない特殊能力が欲しい。」


 願い事を神様に頼んだら全部大丈夫らしく快諾してくれた。


 「1つ目は転生というよりトリップじゃないか。トリップだとそれまでの経歴がないから色々面倒くさいぞ。それに家族もいない状況だ。べ、別にあんたが寂しいだろうなって心配してるわけじゃないんだかりねっ!」


 とかほざいてたのはスルーするー。・・・。


 とにかくやっと俺は異世界へいけるらしく神様に見送られながら天界から落下していった・・・。

こんな神様私は認めない。

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