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小説-状況描写=カオス≠小説

作者: 鳳圭介

   ――WARNING!――――WARNING!――――WARNING!――――WARNING!――


※注意:これは小説ではありません。激甘な文章が嫌いな方は、引き返すことをおすすめします。

    もしもこの文章で気分を害しても、私は一切責任を負いません。

    また、これは作者の戯れとしての作品であり、普段はもう少しはましな文章を書きますので、それについてもご理解いただくと嬉しいです。

 朝……。

 甲高い目覚ましの電子音でたたき起こされることもなく、爽やかに起きられた。

「んぅ、いい朝だなぁ……」

 日もそこそこ高く昇り、カーテンの隙間から日の光が直接当たる。

 そこで、初めて時計を見た。

 『8:24』

「……」

 一度目を離し、目をこすって目やにを取る。

 そうして、もう一度時計を見る。

 『8:25』

「……そうか、これは夢か」

 ――現実です。

「ふぅあぁ……、もうひと寝入りするかな」

 ――現実ですよ。

「そんな馬鹿なぁ……。多分現実では、まだ朝の4時くらいだってぇ……」

 ――人の話を聞きましょう。

「べつに作者が夢でしたって言えば良いんだし……ぐぅ……」

 ――……。

 そうしてあっさりと、眠りに落ちていった。


「真田、遅刻の理由は?」

「寝坊です」

「よしわかった。今度から俺が朝7時におまえの家にピンポンダッシュに行ってやろう」

「ただのいたずらですね、本当にありがとうございます」

「まぁ冗談はこの辺にして」

「冗談ですか」

「とりあえず、普通に出席したことにしておいてやる」

「ありがとうございます。なんだかんだで先生は優しいので、皆勤狙えそうですね」

「大丈夫、絶対1日分だけ遅刻にしておくから」

「あんたは鬼ですか」

 ――あのーすみません、そろそろ状況説明と、状態の描写をしたいのですが……。

『何か言った?』

 ――ナンデモアリマセン。

 ともかく、状況説明だけでも入れないといけないので、このマシンガントークの合間に……。

 主人公は、最初に言われていた真田という人物です。

 真田文紀さなだふみのりがフルネーム。そして、話している相手は、真田くんの担任である名も無き(もとい決めていない)先生です。

「おい、作者」

 ――何でしょうか、先生。

「会話の邪魔をするな。そして名前くらい決めてくれ」

 ――いや、このままじゃあ読んでくれている人に悪いですし。そして名前は面倒です。

「き・め・ろ」

 ――わかりました、じゃあT先生で。

「本当に面倒なんだな」

 ――はい。ネット上とは言え、名字辞典、赤ちゃんの名前辞典を引っ張り出して名前を考えるのが面倒なので。

「そんな苦労話はどうでもいい。適当にあ行で決めればいいじゃないか」

 ――わかりましたよ。じゃあ先生の名前は『阿井愛花あいあいか』で。

「本当に適当だな」

 ――面倒ですから。

「で、一応女性の設定だったんだな、私は」

 ――え? 自覚なかったんですか?

「もっとちゃんと描写をしないからだ」

 ――会話の邪魔をするなといったのはどこのどいつでしょうか。

「どこのどいつだろうな」

 ――……。この世界線はなかったことにしよう、そうしよう。

重ね重ね言いますが、これは小説ではありません。

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