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300文字小説

初めてのチュー

作者: 林 秀明

「ええ事ないかなぁー」

「何が?」


彼女は上目遣いの眼差しで見る。こういう時は美味しいもの食べたいとかどっか遊びに行きたいとか私利私欲な事が含まれている。


「ええ事よ、良・い・こ・と。そろそろやと思えへん?」

「えっ!?」


結婚か? いや付き合って半月は早すぎる。キスもそれ以上の行為もしていない。向こうから誘ってるのか?


「初めてのお泊まり旅行とか?」


下心が少し出てしまったか・・・僕は慌てて口を引っ込めるが出た言葉を飲み込む事は出来ない。


「何言ってんの?」


怒られた。出直す事もできない。


「それも良いかもね。って明日あんたの誕生日でしょ。初めてのわがまま付き合ってあげる」


僕は彼女に初めてのチューをおねだりした。

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