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ようこそ ハティトスコールへ!
いつの間にか、寝落ちしてたみたいだ。
「・・・っ」
眠い、何か眠りが浅い気がする。
面倒だけどそろそろ起きて飯でも食べようかな?
瞼を開ける。
「・・・知らない天井だ」
・・・・・は?
急いで眠気を振り払い身体を起こす。
周りを見渡す。
見慣れない調度品や、ボロい家具。
部屋は大して広くもないがそれなりに片付いている。
所々に犬の人形が置かれている。
「何処だ、此処」
訳がわからない、俺は自分の部屋で寝ていたはずだ。
ベットから離れた時、更に違和感を感じる。
鏡がある、そこに映っているのは自分・・・では無い。
「・・・セツナ?」
昔、自分が創り出したキャラクターがそこに立っていた。