表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/50

(25)驚きすぎて二度見するよ。これは

 気づいたら、アプリゲーム『スペア~ふたつの月』の世界に基づいた異世界ラークシュに転生した

私、リイア・レイ・クラウン(神の巫女)です。


そして、神の巫女となったので、その報告の為、面倒だけども住んでる南の大陸オギネから聖地アムカの大神殿に行く事にそしてマヤラの猫陛下に移転して貰ったら……

そこには!!

父様の父、つまりお祖父様がおりました。


驚くことに、青年にしか見えません。ええ、父様のお隣にいるリリーお母様が


「おひさしぶりですわ、お義父様、相変わらずのご様子で………」


心なしかお顔がこわばってる気がします。

いや、マジでこわばってますわ、あれは……


「リリー殿もますます、可愛くいや綺麗になられていて、ローガンは幸せものだ」


「あ、ありがとうごいます、お義父様にそんな風にちょっと言われるのは……いえ何でもないですわ……」


和風美青年が、リリーお母さまの事を褒めてると、今度は私達のほうに顔を向き


「リイア、レイア 私はルノー・スイ・アラキアルと言うローガンの父だ、よろしく」


改めて祖父を二度見してしまった。

どう見ても父様のほうがお祖父様の兄と言われたら納得しちゃうレベルなんですが、これは、うん。なんとなくお母様のお顔がこわばる理由がわかった気がするなあ。


(夫より若い見た目の義父がいたら女心としては、複雑だよね! )


驚きながらもどうにか私もお祖父様に挨拶する。


「はじめまして、おじいさま?リイアですよろしくお願いします」

「はじめまして、おじいさま、いもうとのレーアです。よろしくお願いします」


そう言うとお祖父様は私達を見て微笑んでくれたのだった。


(とりあえず、ルノーお祖父様の若さの謎は置いといて、お祖父様と仲良く出来たらいいなあ~)



アムカの大神殿は、日本の神社みたいな建物で

和風~って感じで落ち着きます。


そして私達、家族は、神殿内の畳があるお部屋に案内されました。

そこには、なんと掘りごたつがありましたよ。

思わず興奮しちゃいます。前世で知った物があると

やっぱりテンション上がってしまうね。


畳も掘りごたつも初めて見たレーアも珍しそうに

部屋の中をキョロキョロと見てます。その姿が小動物みたいで可愛い周りの大人達もそう思っているのかニコニコと見てますわ。

そんなホンワカ気分に浸りながらお祖父様がここは、履いてる靴を脱いで上がるんだよと教えながら、一緒に畳に上がろうとした瞬間……


バッターンと大きい音がすると


「ひどいよ! ルノーったら、一緒に巫女様達を迎えようと月の宮に行ったら先に会いに行ってるし、急いで召喚陣広場に行くとまた居ないしちょっとぐらい待っててよね、僕もアムカの神官長として巫女様に一番最初に会いたかったのに~」


そう言いながら突然、部屋に入って来た人物は

ルノーお祖父様と似たような和風テイストの赤と白の神官服を着た金髪に瞳は赤色のやっぱり顔がキレイな美青年は、私達に気づくと


「かっ可愛い! マジで双子ちゃんなんだ、あっ僕はアムカ大神殿の日の宮の神官長でジュール・ヒノクラだよ、宜しくねっ」


……ってチャラいわ


神官長ってもっと落ち着いたロマンスグレーな人物だと思っていたのに、また予想と違っていたよ……



お久しぶりです。まさか半年以上ぶり更新になるとは(;><)

こんなんですが読んでくれてありがとうございます。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ