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初戦

 ミキはF-15と格闘戦を続けていた。相手はミキの愛機の一世代前の機体。なのに、勝てない。


 操縦悍を引き続ける。


 真上にはテニス・コートと揶揄される機体、イーグル。


 フラップを出そうと手を伸ばす。高Gでうまく力が出せない。


 突如、相手が反転、降下。


 フラップを諦めて追随する。反応が遅れる。


 相手に付いて行く。


 相手はロールを始めた。追随する。


 苦しい。


 相手は後ろにすべるように移動していってしまった、スパイラル・ダイブだ。


 一気にエア・ブレーキを展開する。


 艦載機に利点があるとしたら頑丈なことと減速性だ。


 相手はブレイク。


 シザースが始まった。


 翼がたわむ。


 ジェラルミンの翼も曲がるほどのGがミキを襲う。


 アップ。


 ハーフ・ロール。


 アップ。


 これを繰り返す。


 差は一向に縮まらない。


 苦しい。


 ハーフ・ロールの一瞬の呼吸。


 海と空のツートン・カラーが一瞬で反転する。


 頭の血が下に流れていく。


 Gスーツが下半身を圧迫する。


 黒いカーテンが視界の上から降りてくる。


 強い不快感。


 視界が次第にぼやけてくる。


 ぶれる。


 次の瞬間、目の前からイーグルの機影が消えた。


 どこに行ったの?


 ミキは反応が遅れる。


 敵に気付いたのは、撃墜された後だった。

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