『憲法を護れ!』を護れ!
5月3日、憲法記念日のこの日。
護憲派団体のうち、9条護憲派を除く団体が、全国の9条護憲派団体へ、他の条文の護憲にも協力するよう要望書を提出しました。
前文、及び103の条文から構成される【日本国憲法】。
そのうち、9条以外において改憲反対を訴える護憲派団体で組織された『他の条文にも目を向けろの会』代表は記者会見で、
「全国にはたくさんの護憲派団体があるが、そのほとんどが9条改憲反対派、いわゆる【9条派】であり、他の条文など見向きもしない。
例えば私の主宰する【行間、インデント、句読点を護る会】などは
『え? そんなのあったの(笑)』と、ひどい扱いです。」
と語気を強め語りました。
実際、現在の9条以外の護憲団体を取り巻く状況には、厳しいものがあります。
中・高社会科や大学の一般教養における日本国憲法の授業は、学生達の貴重な睡眠の時間です。
また、憲法に興味のある奇特な人であっても、大抵は前半で飽きてしまいます。
そのため、条文の後ろになるほど、護憲を唱える者も、それどころか条文を知っている者すら減っていくのが実情です。
『他の条文にも目を向けろの会』の調査によりますと、護憲派を前文派閥、各条文103派閥、体裁重視派、の計105派閥に分類したとき、9条以外の104派閥は、団体数、構成員数共に全体の5%にも満たないとのこと。
さらに、会員数100名に満たない派閥も半数以上、その大半が後半の条文に集中しているとのことです。
「ウチなんか私一人ですよ!」
と鼻息荒く語る代表の顔には、憲法改正議論において、9条以外のプレゼンス低下に対する焦りがにじみ出ていました。
「護憲というからには、9条のみならず、『フォント』や、『手書きなら書き順』といったものすべてひっくるめて愛してほしい。
私たちは9条派の皆様にそうお伝えしたいのです!」
と、代表はカメラの前で懸命に訴えていました。
なお、会見のあと『他の条文にも目を向けろの会』副代表を務める【86条を護る会】会長は、
「9条派の皆さんは、時々で良いので他の条文のことも思い出してあげてください。」
と語りました。
おしまい




