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わんこのおまけで転生ライフ!  作者: 永遠の自由人
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化け物

 



 私は立ち上り、ハルちゃんに飛び乗ります。


 乗ったの確認したハルちゃんはポーンと1蹴りで崖を下りてしまいます。1年ほど前までは体がふわっと浮いてしまうのでちょっと怖かったのですが、今では結構楽しんでいます。


 …近づいた途端に人間さんは青ざめてしまいます。

 すみません。2匹もフェンリルが目の前にいたらそうなりますよねー。


 人間からしたら相当強い魔物の種類ですものね。怖いですよね。


 …でも、こちら側としてはうれしいことに、詠唱も止めてくれています。口はぱくぱくしちゃってますが。

 私はすかさず声をかけるを掛けることにします!


 ハルちゃん居てくれるとホントに心強いですね!


「………………ば」


 ん?なんでしょうか?結局先に声を掛けられてしまいました。


「化け…物………………っ。」


 そう言葉にすると人間さんは震えながらパタリと意識を飛ばしてしまいました。


 …………ええっ!どこですか!きゃー!!怖いことを言わないでください!!

 私お化けや幽霊なんて全くダメなんですよぉー?!!


「《あぁ、モエの魔力なぁー。…俺たちはもう慣れたけど、人間には無理だったみたいだなぁー。》」


「《…よわっちー。》」


 ルカくん?どういうことでしょうか?ハルちゃんまで、それは同意してませんか?


 説明、くださぁい?!


【解:神様に頂いた膨大な魔力量をモエ自身制御できておらず、半分近く体外へと放出しているため。その魔力に当てられた人間は意識を保つことさえできません。】


 …そ、そういう話はもっと早くから教えて頂けませんかね?!えっ?聞かれてない?!………そうですね。聞いてませんわ。


 そういう、強すぎな人のお話を読んだ事がある気がします。あぁ、この3年何をしていたのでしょう?!


 幼い時こそ、もとの世界とは違う事に慣れなくてはいけなかったはずです!

 制御って基本中の基本!!

 なぜ気づかなかったのでしょう!


【解:フェンリル達も今は同等以上魔力が高いので指摘されなかったためです。】


 周りと違って初めて気づく…ってやつですか。


 ……………それじゃー仕方ないですねっ!

 開き直ってしまいましょう!


「《もーいいだろ。そいつ森の端まで持ってくのか?持ってかねぇーのか?》」


 あっ、何だかルカくんが不機嫌です。


 このままここへ置いていけば、この森を歩き回っている1つ目モンスターくんに殺されてしまいかねません。


 そういえば、モンスターや魔物、化け物の違いってなんでしょう?


 モンスター=倒すべきもの?、魔物=モンスターが魔法使える?。化け物未知の対象?っという感じでしょうか?

 ………わかりません。何か区別があるのだとは思います。ええ。


「直接は…嫌だよね、結界張るよ。人間さん(それ)を咥えてささっと入り口まで置いてこよう!うん、それがいい!」


 一瞬にして膜のような結界を張ります。身体を覆うように張るので繭の卵の様です。入り口に置いて行きもしモンスターさんに持っていかれても、ダメージにはならないので死ぬことはないでしょう。


 こう………簡単に思った通りの結界を使えるので、こーゆーものだと思ってたのもあるんですよねぇー。

 制限かなんかで結界に二つ以上効果をつけられないけれど。扱えてるものだとばかり……。制御されていなかっただなんて、ため息が出ます。


「《話せなかったからわかんないし、放置でいいんじゃない?結界もあげたんでしょ?》」


 あっ、それもそうですね。腕章の事わかりませんでした。

 ユイちゃん、さすがです!


「……そうだね!放置でいっか。…お家帰ろ!」


 

 私たちは皆でお家へ帰りました。


 えぇ、人間さんの事はとっても気になりますがお腹もすきましたし!

 明日にでもまた聞けばいいんです!





 考えてる間にお家へ到着します。


「………ただいまぁ。」


 帰ってきたものの、置いてきてしまったんだよなぁっとか、ちょっと気にしながだったために、小さめな声が出てしまいました。


 すると、ディアさんが心配そうに急ぎ顔をすり寄せてきます。


「《どうしたモエ、人間など大したことなかっただろう?》」


「………《ディアさん、化け物っ言われたの、……私、化け物?》」


 そんなに悲観してませんが、気にはなってしまったので聞いてみてしまいました。


「《そんなことか。我々全員が人間にとっては化け物であろう。気にする事はない。》」


 ふんっ。っと鼻で一吹きされます。


 …確かにそうですよね。フェンリルと一緒にいれば、私も化け物に入ってるという事を、私自身が忘れていただけなのですね。さっきまで覚えてたはずなのにな。ちょっと納得してしまいました。


「《まぁ、そろそろモエにも制御が必要なころではあろう。》」


 ディアさんが私の目を見ながらゆっくりと話をしてくれます。


「《モエは普通にしていても魔力が相当高い。…体外に放出すれば圧力として使え。それを特定の人物へ向ければ殺す事にさえ使える………》


わたしが意識的に体外へ放出が出来るようになったら、数百メートル単位の生物が一気に機能不全を起こすこと間違いなしだそうです。


 そうならないように制御。または抑制出来るようにならなくてはならない。…っと話してくれました。


 ………一時話を打ちきり食事にします。はい。もぉーペコペコです。


 今日は食べて寝て。明日から制御の仕方を教えてもらえるそうです。


 ご飯は倒されていた1つ目モンスターくんの足焼きです。もちろん、フェンリルの皆様は生です。私は引きちぎられた部位を木の棒で刺して焼き肉ですよー。そこに今日の主役である木の実さん!いまさらですが食事バランス取れてるわけないですよね?ちょっと心配です。


 そういえば、人間さんはお食事大丈夫でしょうか?

 1日くらいは大丈夫だといいのですが………。






 眠くなってきたので明日、頑張ります!きっと人間さんにもぎゃふんと言わせて見せますよぉー!おおーーっ!!


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