1 序
平安朝のような国で、結婚から逃げるために人柱になってしまう姫のお話を思いつきました。
悪役令嬢というものの要素もどこかで織りまぜたいと考えてますが、何分小説書くのも初めてです。
作文も論文も苦手でまともな小説を書けるとは思えないけれど、駄文でも楽しんで書いてみようと思い至ったので、よろしくお願いいたします。
打たれ弱いのでお手柔らかに。
まずは話を繋げることから頑張ります。
私がそれを受け入れたのは、9歳を迎える新年のお祝いの頃だった。
この国、光翠国では、今上帝から数えて三代前までの帝の血を引く姫のなかから姫巫女を選ぶことが定められている。
姫巫女となる者は俗世から隔絶された神殿で神に仕え、大災害や飢饉のときは神に捧げられ、荒ぶる神を鎮め平安をもたらす存在。
つまるは人柱である。
初潮を迎える前の少女のなかから候補が選定され、候補の姫たちを翠子と呼び勤めは20歳までとされた。
翠子のまま20歳を過ぎて自由の身となれる者は少なかったが、何不自由のない生活を保証され、神殿に入るまでは生活の自由を与えられ、無事に20歳を過ぎれば姫宮の位と良い縁談も約束された。
姫巫女とその候補は合わせて12人を保つよう常に管理され、姫巫女と次代の後継者は神殿のある翠神殿へと居を移すことになっている。