勉強
「分からない・・・」
放課後の部室。課題をしていたがわからないところがあり躓いていた。
パラパラパラ・・・
「全然分からない・・・」
教科書を見ても全然分からない。何度見てもわからない。
「無理だ・・・」
分からなすぎて本当に困ってしまった。どうしよう・・・
「おい下僕、そんなのも分からないのか?」
机に突っ伏していると部長から白い目と呆れているのがわかる口調で話を掛けられた。
「分からないです・・・」
情けないことだが本当に分からない。なので素直に言ってみた。
「・・・仕方ない。我が教えてやる見せろ・・・」
「⁉な、何だと・・・⁉」
教えてくれる?あの部長が?
怖っ!
きっと偽物だ!あんなのが部長な訳がない!
「くっ!偽物め!貴様誰だ!」
「殺すぞ・・・」
「すいませんでした!」
はい!本物でした~
いつも下僕扱いされて、しかもぼこぼこにされてるからついそう思ってしまった。
「漫才何かしてないで早く進めたら?それ明日提出でしょ」
「光月、ワシも早くやるべきだと思うぞ。せっかくあの焔が勉強を教えてくれるいうのだからさっさとやってしまうのだ」
読者をしていた輝夜先輩と昆布茶を飲んでいた水樹さんからダメ出しが入ってしまった。
「す、すいません・・・じゃ、じゃあお願いします❗」
「よかろう・・・では見せてみろ」
部長はすらすらと課題を見ていく。
「簡単だな、こんなものこうすればいい」
課題から目を離すとさらっと説明してきた。さらっと。
「部長・・・」
「なんだ?」
「わかりません!(*^3^)」
いい笑顔で言ってみた。正直さらっとしすぎてわからなかった。
「では・・・死ね!」
さらっと首を絞められた。これまたさらっと。
「うっぐっ・・・ぐ」
意識が遠退いていく・・・そして気を失ってしまった。
~~~~~~~~~~~~
意識が戻ったあと輝夜先輩と水樹さんにも勉強を教えてもらったけど結局わからなかった。
勉強は分からなかったがわかったことがあった。天才に勉強を教えてもらうべきじゃない!
聞いても何いってるかわからない。教えてもらうべきではない。
ちなみに勉強は猿ちゃんに教えて貰いました!超~わかりやすかった!
その事を部長達に言ったらプールに沈めらました。
書いたけど今回歴史要素がない・・・次は入れる