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白銀のケンタウロス  作者: ののみやゆい・高里(たかざと)まゆ・寺田まゆみ 他PNあります
時の輪 時の向こう・終わりの始まり・・始まりの終わり・・
42/44

時間の魔法

・・・・・息を呑みこみ・・オルゴールを開き

そして・・許されない時間の呪文を唱えるレグルス


オルゴールの音の中に隠された呪文の音階とレグルスが唱える呪文が

重なり合う・・。


「アーシュ!」「アーシュさん!ワン」乱戦の中 


白の国の二千の兵士を引き連れてワン子とエイル(精神体)は戻ってきた・・。

「エイル! ワン子!」


白い光にハッとして振り返るアーシュ・・。

そこには・・白く光輝く・・オルゴールとレグルスの姿があった・・


レグルスはリアンの顔を両手でかかえ


リアンは レグルスの膝枕で眠るように倒れこんでいた



「兄さん!」 エイルは叫ぶ・・。


リアンはその声に 薄っすらと瞳を開く


近くに咲いていた小さな青い花が宝玉に変化する


そして


光輝く宝玉が・・開いたオルゴールから飛び出し オルゴールの音に反応して踊るように

くるくると廻りながら 一つになる


半裸状態のエイルの肉体が現れる・・。


その肉体・・閉じていた瞳がぱちくりとする


あ・・これ・・これは僕の身体・・・。


「!!」


慌てて駆け寄るアーシュ レグルスの手首をつかむと・・

振り返ったレグルスは鏡が砕けるような音を立てた・・そして・


アーシュの手の中に白いものが・・


パキーン!オルゴールが砕ける・・。



白銀色の・・白い光があたり一面を包んだ・・。




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