表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀のケンタウロス  作者: ののみやゆい・高里(たかざと)まゆ・寺田まゆみ 他PNあります
地底湖の闘いと白骨野原の出来事・・
12/44

愛する人を料理する?

お魚のアカアカに変身中のエイル(エルトニア姫) しかし それを知らない恋人(見た目年下の恋人?)で料理上手のアーシュに 刺身にカルパッチョにされそう・・。

巨大金魚?アカアカに変身した

お姫様のエイル



網を受けとり

じっ・・と赤い巨大金魚アカアカを見る

アーシュ・・・。


「きっと・きっと!

気がついてくれる!

アーシュ!アーシュ!」


思いのたけを込めて

見つめ返すエイル!


どきどき


じっ・・・。



「あ・・」


(あ?・・って気がついたの!アーシュ!)

期待を込めてじっと見つめ返すエイル!!


「やっぱり

刺身・カルパッチヨかな?


それから骨や頭はスープ

カレー味かガスパチョ風か」


お魚に変身したお姫様のエイル~

なんと!それとは知らない恋人?のアーシュに料理されそう・・。




「アーシュのばか!ばか!ばか!」

エイルは泣いていた!



「あれ!泣いてませんか?ワン」と

怪訝な顔をするワン子さん


「気のせいだろ?」と

エイルの恋人?のアーシュ


「アーシュの大ばかぁぁ!」

ピチピチと網の中で

暴れる

お魚に変身中のエイル・・。


「生きがいいな♪

楽しみだ♪」(・・って何が(汗))

と嬉しそうなアーシュ


それに溶ろけそうなホクホク笑顔で幸せそうなレグルスさん・はじめ

少年ケンタウロスご一同様


アーシュってば

いつも・そういうデリカシー(?)のない所があった!

暴れて泣きながら

子供時代を思い出すエイル


アーシュ 魔女の薬の副作用で子供になってしまって

記憶もなくして、あのころの姿になって・・


そう・・


・・・子供の頃

小さかった僕・・いえ私  エイル・・。

白の国のお城の中庭


アーシュが本を読みながら

庭先のベンチに

座ってて


(その頃 10年前の昔 実は事情があって人質として

子供の頃・アーシュはエイルのいる

白の国のお城でしばらく暮らしてましたとさ)


座ってるアーシュに


「ねぇ!アーシュ!」


「ん!なんだよ・!」目つきは少々悪くて やぶにらみがちに

こっちを見る。


「前から庭に遊びに来てた小鳥さんと仲良しになったの♪」


エイルの肩に乗る小さな二匹の小鳥


「可愛いでしょ


前から庭に遊びに来ていたんだけど

ほら!肩に乗るようになったんだよ!」


「ね!」


しらっーとシラケてる

アーシュ


「で・・?」



「え~えっと・ね あの可愛いでしょ!」


「焼き鳥にするにしろ

煮付けのスープにしても

もう少し・・肥らせないとな」と冷たい一言


「・・・・・。」


昔は人を寄せ付けない所があって・平気であーんな冷たい事言ってたけど


妙な所でデリカシーがない!!って所は変わらないだから!


「アーシュのばかぁぁ!」


「ん!」


ハッ!こ・今度こそ!

アーシュ!気がついたの!

どきどき・・・。じっ・・と見つめるアーシュ

・・・・


・・・・・。


「刺身もいいけど

唐揚げの南蛮漬けも捨て難いな・・。」

と・・まるで気がついてないアーシュの一言・・。


果たしてエイルさんは

刺身に

カルパッチヨに

煮付け・あるいは唐揚げにされてしまうのだろうか?

ワン!



にぶにぶ・モードに

はまってしまったアーシュさん・無事に気がつくのか!


それとも・その鮮やかなお手並で

エイルさんを料理してしまうのか!ワンワン!



重複投稿してます みてみん にイラストを置いてます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ