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白銀のケンタウロス  作者: ののみやゆい・高里(たかざと)まゆ・寺田まゆみ 他PNあります
物語の始まり・プロローグ
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プロローグ・魔法のオルゴール

※他サイトに張ってます  漫画版あります

他サイトに貼ってます


御話のはじまり・・魔法のオルゴール


森の中の魔法使いの家にて

留守を守る魔法使いの弟子のわん子さんと

今、魔法使いの家に滞在中


お城にお住まいで 目つきと性格に問題ありの

黒髪の少年アーシュさん(幼く見えるが実年齢は違うらしい?見た目年齢14,15歳?)と


ワン子の憧れの17歳前後のお姫様のエイルさん(エルトニア姫)


波打つ金の髪

色違いのオッドアイの瞳がこれまた麗しいワン!



『じゃ しばらく城に泊まってゆけよ ー美味しいご馳走も用意してやるから♪』と

いつになく優しいアーシュさんのお言葉!


ご馳走!の言葉に反応するワン子さん・・。


『旅先の魔法使いの先生には お手紙を出しておこうね』とエイルさん


嬉しそうに うなずくワン子さん!


『じゃあ!荷物を用意してね☆』


『はいですワンワン!』


荷物を用意するワン子 そして 部屋の隅っこに 埃をかぶった


大きな木の箱に目をやる。 怪しい呪文の巻き物やら

がらくたがいっぱい詰まってる。


先生の宝物なのだが


はっきり言って こうもごちゃごちゃだと

何が何か判らない。



箱の中 その中の一つ


ふと綺麗な小さな半透明の白ぽい石で出来ている・・

一見すると 宝石箱


金の飾りが綺麗ですワン


開けてはいけないと 先生は言ってたワン

まわり一面が 黒い空間に広がり 変わってゆく


「エイル!!」 

「わん子!!」アーシュさんが叫ぶ!


白銀の小さな光・・宝石箱の中から現れる!

骨のかけら・・・。


宝石箱の中から 歌声・・が響く 銀色の半人半馬 どこにいる・・。


(らせん階段と巨大なサソリ)

「・・・・」


「目が覚めた?」 

よく見えないが 少女が薄闇の中で声をかける


暗闇の中 沢山の本が宙に浮かんでいる


倒れていた場所は大きな階段


空間の中 周りには本の山と


天と地をつなぐ巨大な石作りのらせん階段


そのらせん階段にアーシュは一人倒れこんでいた


「お目覚めのようだね」


近くにより女が声をかけてきた

馬の足音


上半身は女性 そして下半身は馬

 

女の声 声の主は、白銀の髪を持つ

紫とも青とも変わった色の美しい瞳 きりりとした目元


女性のケンタウロスである・・。


「わが名はレグルス」


「今はお前の敵じゃない 今は・・」くすくす笑う


ほら! ホイと投げて寄越したのは革袋

中には色々な物と先程の宝石箱(オルゴール

「その荷物が必要になる

ここは時間の果ての先  さまざまな時間が

その時間に存在する者たち・・。」



「お前も見える 小さな火竜王殿」

「・・・俺の事を知ってる?」 


「今は・・な

でも以前の時間にいる過去の私は知らない。」


「お前は過去の時間を少しだけ旅をする事になる。」 


「今お前はたとえるなら 

未来の時間 時の果ての空間にいるのさ・・。」



「?? 何の話をしてる? 訳がわからない? 」



「・・・もう一度愛しい女に会いたくば 私の骨を失くすなよ・・。」


「そう、オルゴールの中に入っているものだ」


「宝石箱の骨は・・私の死骸・・骨のかけら・・・

 ここは未来・・時の先かもな」



「早く 行くといい・・。

犬 わん子が、子供たちと向こうの側の世界 らせん階段の向こうの世界で遊んでる


それから 白骨の原を通り 過去の時間の都に行くといい・・ 懐かしい場所

ちょっとした冒険が待っている」


ニッと笑う「またここで会おう・・。 

それから ここで会える私は・・敵じゃない・・」


※他サイトに張ってます 漫画版あります^^;


以前 イラスト関係の仕事とかしてました^^;てるみんにも少し・・

よろしくです☆

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