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白い歌声  作者: 小雪
1/1

歌える者

僕は小さい頃、毎日歌っていた。


5年前に世界が変わった…

歌を歌う者を1人ずつ

拳銃などで殺していった。


その集団の名前は


【ソニン】

っていう。


今では歌を歌う人がいない…と思ってた。


これはお母さんから聞いた話


〝アスクよく聞いて

この世界はソニンによって

歌が歌えない。


でもね、テネレッツァっていう村が

あるんだって。

そこは小さな村なんだけど

そこの人達は今も毎日

歌を歌ってるんだって!


でも、なんでその村の人達が

ソニンに殺されずにいるのか

不思議なの…

アスクも歌い続けたいと思うなら

その村を探しに行きなさい♪〟


って話してくれたんだ。



そして1年前お母さんは

その村を探していることがバレテ逮捕…

逮捕されているのに、

牢屋で歌って処刑された。


僕の住む街の名前は


【リプラ】

っていうんだ。


僕の街ではみんな歌が好きだけど

ソニンのせいで歌えなくなってる。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


〜ある日の朝〜



何か外が騒がしい。


???「おいっ!アスク起きろ!

ソニンの奴らが来たぞ!」


アスク「えっ?!ソニンが??

なぜこんなところに!」


アランに起こされた。


ソニンA「この街で歌を歌っている奴が

いると通報を受けた!」


ソニンの奴が一軒一軒きいて

まわっているらしい…


うちにもソニンが

まわってきた。


ソニンA「おい!歌った人間を

かくまってるのはお前か!」


アラン「なにを、根拠にいいやがる?」


僕ん家が疑われてるらしい…


ソニンB「この街で歌を1番大事と

考えるのはこの家だと

街の人に聞いたぞ。

かくまうならこの家だとな!」


確かに僕ん家の一家は歌を歌い続けていた

歌で人を救えると信じているからだ。

だから、母は逮捕されても

歌い続けたんだ…


アラン「街の人が言おうと

いないもんはいない!」


ソニンA「そこまでいうなら

家の中を探させてもらう!」


アラン「不法侵入で警察に通報するぞ!」


ソニンC「残念だな!これはソニン最高権力 からの指示だから

警察も手が出せんよ」


歌っている人を探すだけでそこまで

ソニン最高権力の指示がくるのか?

今回は何かが違う…


ソニンの人達が

僕ん家に足を踏み入れた瞬間


???「♪〜♪〜♪♪〜♪〜♪」


歌が聞こえてきた。


アラン・アスク「だれ?」


ソニン「だれだ?」


みんながいっせいに

歌声が聞こえる方を向いた。


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