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春のダイヤモンドと、こころを映す星の並木道

作者: 逢乃 雫
掲載日:2026/04/05

桜並木を


舞いゆく花びらは



歩く道へと


いくつもの星を



ひとつ


またひとつ


ちりばめていくように



あたたかな


陽ざしと風の波間で



春の坂道を


のぼりゆくその先に



小さな白い


ブルーベリーの花は



実りゆく


青い未来を


見つめるように咲いて




宙に映る


春のダイヤモンド



頬を照らす


春茜の彼方から



青いヴェールが


街をやさしく包むとき



遥か南の


夜空へ浮かび上がる



春の大三角と


コル・カロリの星



卯月の(そら)から


放つ光は


春のダイヤモンド




瞳に映る


春のダイヤモンド



あたたかな


桜南風(さくらまじ)に光る花びらは



季節を煌めく


ダイヤモンドのように



花から葉へ


うつりゆく枝は



こころの花から


言の葉を紡ぐように




花びらが


ゆるやかに舞いゆく



桜色の道に


こころも染まりながら



春があるから


花が咲くまでの日々を想い



夏があるから


ひたむきさの意味を知って



秋があるから


大切にしたい景色があって



冬があるから


感じるぬくもりが、そこに



そしてまた


春が、めぐり来るように




四月の宙に


星のダイヤモンドが



奏でる光は


カルテットのように



ダイヤモンドは


ダイヤモンドによって


磨かれるように



言の葉は


交わす言の葉で



心もまた


心にふれて


磨かれるのかも知れない




桜並木を


舞いゆく花びらは



夢へと続く


道に、星空を描くように



小さな白い


ブルーベリーの花は



実りゆく


青い未来を見つめて



四月の宙から


こころへと


照らす光は、春のダイヤモンド


















ダイヤモンドは、4月の誕生石で、ギリシャ語の「不滅」に由来するとされ、石言葉は「永遠の絆」です。研磨するには同じダイヤモンドの原石が用いられます。


春の夜空に輝く、デネボラ、スピカ、アークトゥルスの3つの星(「春の大三角」)と、りょうけん座のコル・カロリを結んだ四辺形は、「春のダイヤモンド」と呼ばれます。


桜南風さくらまじは、桜の季節に吹く南風です。ブルーベリー は、4月頃から小さな白い花が咲いて初夏に実をつけ、花言葉は「実りある人生」「思いやり」です。


季節の星や花をモチーフに詩を描かせていただきました。お読みいただき、ありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
本当に素敵な詩を有難うございます、花芽吹く春の喜びと息吹が強く感じられて大変深く感銘を受けました。 満開の桜の風景と優しく散っていく花弁と、夜空に瞬く星…非常に煌びやかな光景と描写が美しくて胸に沁みま…
特に「春があるから」以降のメッセージに心打たれました。 心は本当に心によって磨かれるのだと思います。 そして雫さんの詩は、春のダイヤモンドのように私の心に透明な風を吹かせてくれました。 桜並木の花びら…
今回も心ときめく表現が盛りだくさんでしたね〜 花から葉へ、心から言葉へのところもすごく印象的でしたし 四季それぞれの意味についても深く頷かされました みんなダイヤの原石で、いくつも触れ合い、もしかした…
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