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第4章:後輩の一年生たちと関わるべきではなかった!

月曜日だった。太陽光が眩しく、僕がいる学校の中庭を勢いよく照らしていた。

僕はお昼休みを楽しんでいた、お母ちゃんの美味しいお弁当を美味しく食べた。

その美味しさを感じた直後、後輩の美少女が話しかけてきた。

「じー」

「ぼ、僕の顔になにか付いてるのか?」

僕は後輩を疑わしげに目で見た、その影響で雰囲気完全に変わった。

「付いてるよ、舐めてもいいの?」

「なめられるもんか!いー」

「いいの?」

「い、いい加減に弁当食べさせてよ!」

「で、でも本当にムカつくわ、あの、ば、罵倒女のやつ最近僕のとこ全然来ない、まだ僕のことで怒ってるとでも思う?」

「罵倒女って、一之江遥(いちのせはるか)だった??私は委員長先輩代わりに手伝ってるから、それ以外の理由は別々でもある可能性高くない?」

「高いよ、ド、ドバイのブルジュ・ハリーファより高い、と思う」

「あ、うん」

僕のハイクオリティー台詞のあとですぐバツが悪そうな空気を作るな。

「んで、こ、ここに来た理由教える気になった?」

「私さ…」

「委員長もう!あんたマジでなんだよ、病気、それともただやる気が出ない病気?」

罵倒女急激にすぐ登場した時にそんな言葉を吐いた。

ってか、どっちでも病気だけど!

「病気じゃねぇよ、た、ただ僕は少し疲れた、や、優しい後輩はどう思うんでしょう?」

「何も思ってないんですよ、委員長先輩」

いきなり敬語かよ、なんで、なんでだよ、僕は悪い先輩でしたのか?それはお前が僕の優しさに気づいてないだけだ!

「後輩と話してるところ悪かった、もう立ち去るから、ダメダメ委員長」

僕は立ち去った同級生(罵倒女)を、静かに見送れたんだ。

「オッケー、だ、大事なことを罵倒女と片付いてから、こ、後輩の頼み聞いてみようじゃないか」

「委員長先輩に報告しにきただけよ」

「な、内容は?また新しい用でもできたか?」

「委員長のことよ、最近、変な様子で、あなたと会いたいらしい」

「合流とでも?一年生Aグループの?な、なら合うとしようか」

美少女後輩は驚いたように、僕を見た。

「合うの?そんな簡単に?」

「こ、これ以上面倒なことはごめんだ、暫く会いに行く、じ、時間いつ空いてる?」

「今すぐ会いに行けるつもりなのよ、こっちきて」

そして僕たちはラブラブと手を繋いでいた、彼女の柔らかな小さな手と僕の優しい猛獣の手...

だったらいいんだけど、全く手をついないでくれてなかった、現実厳しすぎだろう。

校舎へと向かって、屋上から溢れるボトルグラスとそのコンテンツに気をつけながらやっと廊下についた、一年生Aグループの教室入ってた。

「え?こ、このクラスもしかしてだけど、お、お昼休み中ここで飯食ってるのか!?」

「そうなのよ、委員長はあそこにいるので」

僕は複数の生徒に睨まれながら委員長のとこへとやってきたんだ、そして、呆然としたときに急にありえない方向から顔まで殴られたんだ。

危うく歯を失うところだった。

「な、なんだこれ!お、お前に僕がなにやってたんだ」

「二年生だろ、てめえは、ここで何をやらかしたいんだよ、だけどよ、何かをやらかす前に決着つけようぜ乱暴者」

「だ、誰が乱暴者だよ!お、お前に僕が何をしたっていうんだ!」

「何もしてないから殴っただけだぜ!」

「そこまでです!先輩に失礼な真似お寄せください!」

一年生Aグループの委員長の視線が鋭く,同級生を貫いた。

「ちぃ、ここに来たことを後悔させてやるぜ」

僕に唾を吐いたあと教室を去った、一年生Aグループ不良、いきなり敵対か、何者だったんだろう。

まるで僕のクラスのイザヤ、いや、あいつは理由もなく先輩を殴らないだろう。

「だ、誰だよ、いきなり先輩を殴るだなんて、し、失礼極まりないことだ」

委員長後輩が僕の元へ来たそして手を伸ばした。

「先輩の委員長に申し訳ないだと思いますけれども、私自身ができることはこのハンカチを使ってその顔についてる血を顔から拭ってることだけですので...」

しつこく僕の顔に近づいた後輩の委員長。

「い、いやだ、僕は行くから、この騒がしくて鬱陶しい教室から去ることになるんだ、うん」

「血を吸う方が先輩の委員長の好みでしたら是非とも...」

「ほ、ほう!」

美少女後輩は僕を変な目で見た、行けない。

「委員長先輩変態だね」

僕は委員長後輩(こうはい)の手からハンカチを奪った。

「いいんだよ、ぼ、自分でできるから、拭ってるから、くそっ」

いきなり殴られるのは絶対おかしいよ、正直のところ一年生もう見たくなくなった。

「私からもう一つ申しますことがあるのですけれど」

「よ、用だったっけ?ち、ちなみにその用はなんだったんだろう?」

「用ではございません、単にここに呼び出した理由は別々なんですよ、先、輩」

僕は文句を付ける前に、その後の光景を見て言葉を失い、教室の入口から誰かの影が目に入った。

前に確かに見かけたことある僕の先輩であった、三年生グループAの奴。

「よう!2年生Bグループの委員長さ、お前を会いに来たんださ、光栄と思えばいいさ、それで意見を聞かせたいんだってさ」

変な言い回しだった、変でもエクセントリックな歩き方をしてるかっこいい僕の先輩、あのいわゆるイケメン律か、客観的に見えればけどね。

「な、なにが聞きたいんだよ」

「ここじゃない、連れさせてやるさ、こいつ、いいんだろう?」

「律さまなら、どうぞごゆっくり」

「は?何それ、律さん、委員長先輩に何をやらせるつもり?」

「俺がいない間に無礼になったね、ね、この羽田に大事な話があるんだけど」

「ハネダ?誰それ」

「だからさ、そっちにいるお前にとっての委員長先輩、羽田(はねだ)(りん)

「委員長の名前羽田だったの?」

「そ、そうだけど」

僕は友達が少ないこと君たちはもう知ってるんだろう、だから名前で呼ぶ者少ない、むしろ委員長が分かりやすい。

にしても、こいつは多分どこかの名簿で勝手に僕の名前を見て覚えてくれたんだ、否定はできない、この律というやつは悪趣味な性質で、どんな空気を読んでるのか僕にはさっぱりだった。

「だからさ、稟よ、僕と一緒にきてもらわない?来なければ困るだけさ」

いきなり親しくてファーストネームで呼んでくれた。

「うん、し、仕方がないもんは仕方がない、共に行こうよ、り、り、律よ」

僕は揺るがなかった、そんな暇も与えられなかったせいで僕は律の影に歩いてた。

律の恐ろしさはよく分かっている。律の手がイザヤと同じように僕の顎に触れたらそれで終わりだろう。だから、そうはさせられない。これからも、長生きをしよう。

でも律は教室の出口の前に立ち止まった。

「一年生のみんな、どう考えてるのさ?」

みんなは僕たちを見て、期待の溢れた目で、律はその期待に答えることができるんだろう?

「みんな、見てくれよ、二年生Bグループの委員長、羽田凛、実に素晴らしい興味深い生徒だと思う、しかしながら、欠陥はたくさんある、欠陥とは?その死んだ魚の目がすべてを語るのさ、こいつは委員長なのに、誰よりも頑張ってない、それなのにさ、全てがこいつの元にやってくるさ、羨ましいだと思わない?一年生Aグループよ、努力もしてないやつは委員長に相応しくないだろう?」

クラスは混乱に落ちたんだ。

「い、いや、そ、そうじゃない、ま、ま、まったく違うよ」

僕の頭は真っ白になった、そんな考え方もあったのか。

律は笑った、僕の弱みを握られたように、嘲笑った。

「俺の言葉に動揺もしてくれないだと思ったのに、やはり委員長ってさ、見た目と同じく、性格ブスだろう!」

え...性格そんなに悪かったっけ?関係ないじゃないか。

律は僕の耳に近づいてた、そして僕の耳に囁いていた。

「芝居楽しかった?あァ?嫌われ者もかなり人気だと思わないのさ?」

「な、何言ってるんだよ、り、律は出鱈目しか言わないじゃん、笑わせんなよ」

僕の返事でみんな引いたらしい。悲しいことだ、当然のことだった。律が僕の耳に何をささやいたのか誰も知らないことなんだ。

「よくもそんなことを先輩に言えるのさ、敬語なしに」

僕は呆然としたまま何も言い返せなかった。

「おダンマリか、つまらない後輩さ、弄ばれるのは苦手かね」

僕は足に力を入れて、油断したそのままの律の股間を強く足で蹴った。

その蹴りは予想以外な騒がしい音を教室に響いた。

響いたのは、鉄の音だった。

「も、弄ばれるのはそっちの方だぞ、でも驚いた、こ、股間のあたりは鉄で出来てるだなんて、え?」

ちょっと何言ってるんだ僕!鉄!?

律は揺るぎない表情を見せ、蹴りが効かなかったようだ。

「一段落だと思ったね、今のやつでさ、でも本当に残念さ、こういうアマっぽい戦い方をするだなんて、初めてそこを蹴ったのは凛だけじゃないさ」

いや、戦い方じゃない、強者を仕方なく早く倒したかっただけかもしれないよ?その考えに至らなかったか?

「こ、股間にある鉄はなんだったんだろう」

「この辺は鉄で出来てるさ、驚くことじゃないさ、俺は律だからな」

律だから何、ただの名前じゃん。

「見たいんだろ?男には見せないけどさ」

一年生の少女引かれるだろう、そんな言葉に。

でも逆に歓声を上げた一年生たち。

Aグループってこんなもんだったのかよ。

「後輩の委員長は俺と、最愛の後輩たちよ、勉強頑張ってね」

「ばいばい律さま」

「愛してるよー!律さま」

反吐が出る、律は一体何者なんだよ。

結局僕は律と共に教室を出た。

チャイム、お願いだから、鳴ってくださいよ!

文章うまくなりましたでしょうね?今度は自信たっぷりで書いてたので。


こんにちは、巧宮寛です!書く時は手が止まらない!何故でしょうね。読者のみんな様、ここまで読んでくれてありがとうございました!

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