表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~  作者: 降魔 鬼灯


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/13

 

 婚約者としての最初の訪問の時、いつもながらに貴公子然として麗しいシルビオ様に感動しながらも、私は震えが止まらなかった。

 前世の私なら、きっと幼いシルビオ様をスクショしまくっていたところだろう。


「緊張してるね。良かったら二人きりで私の部屋で話そう」

 シルビオ様は優しげに微笑んで私を彼の私室に連れ込んだ。


 まだ、幼いシルビオ様が婚約者の私を気遣う様子に侯爵家の使用人達はほっこりしていたが。肝心の私は恐怖で震える。二人きりは嫌だ。


 部屋で二人きりになったとたんシルビオ様は豹変した。さっきまでの貴公子然とした育ちの良さをかなぐり捨てソファーにドサッと座った。ソファーの横を乱暴に手で指し示し私を横に座らせると。がっと肩を引き寄せる。


「マーガレット、君は俺の正体に気付いてるよね?」


 なんのことでしょう?

本当は魔王の魂が入り込んでることでしょうか?

 いいえ、私はそんな事は知りませんとも。

ヒロインちゃんが現れて、救われるまでそのコンプレックスはずっともっていよう!

 物語のネタバレはいかんですよ。


「私は、なにもしりませんわ。」


 えぇ、私はただのモブに過ぎないので。可及的速やかに婚約破棄してください。


「何も、知らないねぇ。そっかー。

 嘘吐いたら頭からバリバリ喰らうぞ」


 獰猛な肉食獣の様に凄まれて洗いざらい全てを白状させられてしまいました。

 ゲームの事も、前世の事も。


 それ以来、前世の食べ物に興味をもったシルビオ様に、前世の食べ物に似たものを見つけてはこうして献上している毎日。

 意趣返しに用意したグロテスクなスルメの足を何故か気に入ってまさか何度もリクエストされるなんて思わなかったけど…。


 ヒロインちゃん登場まであと三年。

はやく、私を救ってください。地味なモブには攻略対象は重すぎます。

 そして、私がシルビオ様を諦められるうちに。はやく、この恋心から救ってください。

 ワイルドなシルビオ様も素敵すぎて困るのです…。

いつもお読みいただきありがとうございます…!


少しでも、面白いと感じていただけましたら、スクロールの先にある星や、ブックマーク、感想などをいただけましたら、モチベーションアップに繋がります。


明日以降、ヒーロー視点での投稿予定です。

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ