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第17話 シンVSザック

感想、評価、ブクマ、レビューして頂けると嬉しいです!

 決闘場に来たが、何故かSクラス生全員いる。


 どうやら観戦するようだ。


「じゃ、俺が指揮するな。敗北条件は俺が危険と判断するか、降参すると言った場合。いいな?」


「あぁ!」

「はい!」


「じゃあ、構え!」


 俺は日影を、ザックは自分の剣を構える。


 先手を打ったのはザックだった。


 身体強化をかけて突っ込んでくる。

 そして水平切りをしてくるが、俺は後ろにステップして避ける。


 追撃してくるザック。

 少し打ち合った後、俺は一瞬の隙を見て懐に沈み込む。


「影纏い壱ノ型 影牙えいが!」

 影纏いの基本の技、影牙。

 刀に影を纏わせて牙のような斬撃を与えるものだ。


「……っ!」

 剣で受け止めるザック。

 だが、耐えられずに5m程飛んでしまった。


 そこをわざわざ見逃すはずがない。


 距離を詰め、

「影纏い弐ノ型 穿輪せんりん


 動きは普通の斬り。だが、影魔法の力で常に穿つように影が攻撃している。

 そしてこの斬撃は短時間だがその場に残る。更に穿つ追撃がその間あるから初見にはかなり厳しい技だと思う。


 だがこれは上手く流すザック。

 大雑把な性格そうだがこれを初見で凌ぐなんて、結構器用なことするな。


 だが途中から防御に徹しているので、ペースが乱れていることは確かだ。

 少し息も切れているし。


「影纏い肆ノ型 竜飛鳳舞りゅうひほうぶ!」

 舞うように高速移動。その高速移動をしながら攻撃。

 移動ってよりは舞いだからな、プロットにこれされた時ものすごく反応しずらかった。


「……負けるか!」

 そう言いながらザックは周りの岩を自分を囲うようにドーム状の盾とした。


「壱ノ型 影牙えいが!」

 俺はそれを豪快に破壊。

 中にはザックはいなかった。


 上空に跳んでるのが分かった。

 全長1m程の火球を上に備えている。


 ……やられる前にやるか。


「漆ノ型 迅一閃」

 この迅一閃は全ての纏い共通の型。

 あとは捌ノ型も共通だ。

 なんでこの型は共通なんだろうな。

 やりやすいからかな。


 これは名前から察せる通り、一直線に移動し、切るもの。


 影纏いでこれやると黒い一閃になるからかっこよくて好きなんだよな。


 俺が影と同化するよりは早く動ける。

 まぁ俺の技量の問題だと思うけど。


 ザックは剣を構えていたので、そこに当てた。


 正直まだ人を斬る勇気はない……。


 だがその衝撃でザックは地上へ。


 ……ん?

 火球が消えてない?


 と思った瞬間、その火球が大爆発を起こした。


 バァァァンッッ!!


 途端に轟音が響く。


 ……っ!

 やべ、もろに受けちまった。

 あっつ! いった!


 やばい、早くケリつけよ。


「へへへ。お前強いな」

「ザックこそ。すごい器用だな」


 俺たちは互いに近づいて打ち合う。


 ……しゃあない。

 一撃でケリつけよう。


 後ろステップで少し距離を取る。

 すぐに間を詰めてくるザック。

 だがその少しの時間で十分!


 これも纏い共通の技。

「影纏い捌ノ型 八咫烏やたがらす!」

 同時に8つの斬撃がザックを襲う。


 連撃じゃなくて同時攻撃だからな。かなりめんどくさい。


 魔法があるからこそ出来る技だ。


「グァッ!」

 1つは防げたが、残りの7つの斬撃にやられたザック。


 よろめいた所を狙い、首に刀を寸止めする。


 その瞬間、ザックはニヤリと笑った。

「……っ!」


 気が付くと、俺は岩に下半身を拘束され、さっきの時限爆弾になっている火球達に囲まれ、雷が体のすぐそこでパリパリしている。


 まさかこの時のためにずっとやられてたのか?


 ……なんか、すごく負けたくない。

 せっかくすごく気分が乗ってきて、楽しいのに!


「……伍ノ型 日裏ひうらおぼろ

 次の瞬間、俺はその場から消えた。


「ちっ!」


 どこからか現れた俺がザックに斬りかかる。

 ザックは横にスライドして避け、俺を斬った。


 斬られた俺は影となり消えた。


「!?」

 驚くザック。


「へぇ」

 感心したようにエクセレトスが笑みを零す。


 また俺が斬りかかる。

 ザックは後ろステップで避ける。


 が、ザックは斬られた。

「……っ!」


 日裏ひうらおぼろは、簡単に言うと幻を見せるみたいな感じか?

 そこにあるのにないように見えたり、実体のある幻を作り出したり。


 斬られたザックに追撃をする。

「壱ノ型 影牙!」

 だがザックに当たる前に刀の振りは止められてしまった。


 ザックが瓦礫の弾丸を10発ほど飛ばしてきたからだ。

 故にそっちの処理をして、距離を取った。


 決め手に欠けるな……。


「ヘリコ・フラーガ!」

 ザックが炎の魔法を使った。


 ザックを中心に波紋のように炎が広がっていく。


 思わず俺は影と同化。

 同化したことで避けることが出来た。


「? どこ行った?」

 ザックはこれが初見だから、俺を見失う。


 ……つか、あとちょっとで魔力尽きる……。


 早く終わらせなきゃ不味い!


 俺は影のままザックの背後に行き、同化を解く。


「壱ノ型 影牙!」

 3発影牙を食らわせる。


 ……やっとザックは倒れた。


 あ、やばい。俺ももう魔力が……。


 ザックが倒れたあと、続いて俺も倒れた。


 ―――――――――


「あいつ、前より全然成長してるな……」

 エクセレトスが感心したように呟く。

「城でずっと訓練は欠かしていませんでしたからね」

 セレスが答える。


「へぇ。ま、とりあえず回復させるか」

 エクセレトスはシンとザックに回復魔法を施し、自分の魔力を分け与え、魔力切れも回復させた。


 しばらくすると、シンとザックは同時に目を覚ました。

 場所は決闘場のままだ。


「ん……」

 俺……毎回魔力切れで倒れてる……。


「シン、大丈夫?」

 顔を覗き込んでくるレイ。


「ん、大丈夫。ザックは?」

 起き上がりながら聞く。

「えっとね、今ちょうど目を覚ましたところ」


「ふぅ……シンお前強いな!」

 笑いながらそんなことを言ってくるザック。


「ザックこそ。ほんとにギリギリだったよ」


 正直秘技みたいなやつはあるが簡単に使えるものじゃないし嘘ではない。まぁ、それ使ったら余裕だったんだが。

 ……それは俺だけじゃないかもだけど。


「でもシンもすごいよね。一応ザックは学年3位の腕前なんだよ?

 シンは魔力がちゃんとあれば最後ああなることも無かったし、もっと強い攻撃も全然出来たよね。だから力的に見ればザックが完全敗北ってこと」

「うるせーよ!」


 ……意外と毒舌だな。


「シン君すごいね! この年で共振武器使えるなんて! あ、私クレア=レタール! よろしくね!」

 クレアという女性……いや、これは少女って言う方が合ってるな。

 金髪青眼のロングヘア。見るからに活発そうな子だ。

 ……一応同い年なんだから子って言うのは失礼か? でもそれ以外合うのはないしな……まぁ、子でいっか。


「うん、よろしく」


「僕はロイド=ファリアだよ。よろしくね、シン」

 緑髪緑眼で普通にイケメンだ。


「私はミラ=オールです」

 黒髪ボブの眼鏡女子。大人しそうだ。


「私はカーラ=ラシア。よろしくねぇ」

 アレクと同じ茶髪茶眼。なんというか……スタイルがとても良い。これは目のやり場に困るな。

 おっとりとしてそうだ。


「ライム=フォン=セードです。よろしくお願いします」

 白髪黒目で眼鏡を掛けてる。身長が低い。男の子って感じだ。真面目そう。


「カイル=フォン=レクシア。よろしくね」

 金髪金眼ですごく優しそうな青年。……こいつもモテるな。


「マギアス=イディオ。よろしくね」

 銀眼銀髪の青年。イケメンだなこのやろー。


 え、このクラスの顔面偏差値の平均高くね?

 全員それぞれ種類は違うが美形だぞ?

 まぁ俺らもかなり美形ではあるからいいが。……はいごめんなさい自慢です。

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