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第一戦隊幕開
初めてまして、灰亜と申します。
この度はこの小説に目を留めていただき、誠にありがとうございます。
まだまだ拙い文ですが、どうぞごゆっくりしていってください。
更新は不定期となっておりますが、精一杯頑張ります。
では、魔術戦隊☆純凛怜翔帝へ。
第一戦闘
「はぁ…はぁ…」
「凜!気ぃ抜くな、後ろくるぞ!死閃光っ!」
帝の手から放たれた閃光があたしの真後ろに飛んでいく。
キラキラと光った黄金の閃光は見事に奴らに当たり奴らは崩れる。
「っぶね、凜!怪我ないか?」
「うん、大丈夫。」
帝のお陰で助かったけど危ない所だった。
まさに紙一重、危機一髪の事態。
もしかすれば死ぬところだったか…
「も?!?!」
ふいに強い旋風に巻き込まれる。
気がつくとあたしは5mほど後ろに向かって飛ばされていた。
奴らだ。
飛ばされた拍子で何かしらの破片が右の太腿に突き刺さっており、白い戦闘着が徐々に、しかし確実に赤い鮮血に染まっていく。
立ち上がるとズキンと痛む傷を一瞥し、気にしてられないとばかりに、痛みを忘れるように、振り切るようにあたしは走る。
唯、只管に。