1 配信開始
初めて書いたので温かい目で見て欲しいです。
誤字などがあったら教えてください。
「よし、配信開始っと」
視界が暗くなり、次の瞬間には見慣れた景色が広がっていた。
『お、始まった』
『いつもながら時間ぴったりだな』
『待ってたで~』
『こんちゃ~』
「ん、こんちゃ」
半透明の板が出てきて文字が流れるこれを見ると、やっぱり安心する。まあ、私だけかもしれない
けど。
「じゃ、配信しよっか」
『おう』
『待ってました!』
『早速だな』
「最初はぶらぶらしよっか」
『やっぱ最初はウォーミングアップからだよね!』
「そだね」
ここまでの流れでだいたいは察しが付くと思うけど、私はゲーム配信というものをしている、
いわゆる配信者というやつだ。
ちなみに、ここはストーラーナというフルダイブ型ⅤRゲームの中の、【カートリアの草原】てと
こ。ちなみに、ゲームの名前については触れないでくれ。私たちプレイヤーにはわからないことだ
から。マジなんでこんな名前にしたんだ。運営よ。
改めて自己紹介をしよう。
私は月代 霊
見た目は中の下
成績もいたって普通、いわゆるモブ。
普通の高一(15)である。・・・かなりのゲーマーなところを除いては。
ストーラーナは、そんな何一つ取り柄のない私が唯一楽しめる場所だ。
自己紹介はこんなかんじ。そんじゃ、配信に戻るよ。
『そういや、ウォーミングアップって何匹くらいにするん?』
「ウォーミングアップだし、5匹くらいを目安にしよっかな」
『ちょうどいいくらいの数だね』
『大体10分くらいか。』
『目安助かる』
『目安サンキュ』
『おう、配信してるやつはなんもしないからな』
「イッタイダレダロウネー」
『棒読み乙』
『これぞ棒読みって感じだな』
『草』
『さすがに草』
「ん~?」
『どした?』
『どしたん?』
『エリアボスが出たりして』
『おい、それは』
『終わったな』
『その言葉は』
『このチャンネルでは言っちゃぁいけない』
ドスッドスッ
『あ~あ』
『やっちゃたな』
「お、流石視聴者君たち正解だね」
『マジかよ』
『嘘だろ』
『ありえんて』
『爆速フラグ回収』
閲覧頂きありがとうございます。不定期投稿の予定ですが、出来るだけ早く更新するので気が向いたら見に来てくれると嬉しいです。
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