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「助けてください!」早朝家のドアを全裸の女性がノックして逃げ込んでくる。

「どうされました」朝偶然起きていたユーリャが対応する。

「村を襲ってきた男に男性は、皆殺しにされ女性は、全員奴隷として

 誘拐されたんです」

「どこ? マップにピン立てて」

 

「ちょっと! 起きて!」熟睡しているイーサンを起こそうとする。

「え…」

「マップのこの場所で奴隷になっていまる人がいるんだって」

「え?」

「さ、行くよ」

「あ…」イーサンは、寝ぼけたまま引きずられていく。


「あああああ!」警備にあたっていた門番のゴブリンを

 ユーリャが切り殺す。

「ハウデン様!」

「どうした!?」ゴブリンがハウデンの元に逃げてくる。

「気持ち悪い趣味ね」

「まあ、女にはわからないだろうな」首から鎖でつながれ

ペットのように扱われている全裸の女性がいた。

ロースをゆうかいしようとしていた男が村から

女性をゆうかいしてペットとしているようだった。

「ゴン!」ユーリャが大剣をハウデンに振り下ろす。

「え!?」

「女のこには不似合いな大剣だな」

「なんなのその盾」

「そんな大剣程度では千回攻撃しても効かないよ。このスイレンの盾は

 特殊攻撃でもないかぎり越えられないよ」

「あれは重課金の武器でそう簡単には壊せないよ」

「そうだよ。見た感じお前は無課金か?」

「ああ、札束の厚みじゃなくてゲームのうまさで勝ちたいからな俺は」

「現実世界では、金が全て勝負は金でつけるんだよ。

不満があるならこの世界から出ていけよ」

「出ていくのは貴様の方だよ」

「ドンッ! バーン!」ハウデンが爆発につつまれる。

「盾が!」盾にヒビが入る。

「あなたは! 村ではどうも」

「偶然このあたりを通っていたら戦闘音がしたので」村で

偶然であった冒険者カインの攻撃だった。

「なんなんだ今の攻撃は、この盾は攻撃を通さないはず」

「今のは、禁呪だよ。通常の魔術とは別の別の術式を使っている

 だからそんな盾簡単に貫通するんだよ」

「妖刀鬼殺し!」

「破神空波!」

「キャッ!」二人の斬撃ぶつかり合い爆発する。

「大丈夫か」イーサンのスキルブレイカーで攻撃を吸収して

 ユーリャを守る。

「なんて力なんだ。これだけ課金してチートツールまで

 つかっているのに…」ハウデンのHPが大きく減る。

「ただ武器を振るっただけでスキルすら使ってないんだが?」

「クソが!」カインが奴隷たちをほったからして一目散に逃げていく。

「ちょっと待て!」ユーリャが追いかけようとする。

「大丈夫です」カインが静止する。

「なんで!」

「かれには、呪いをかけましたもはや悪さをできるぐらいの

 ステータスになっています。スライムを狩るのがせいぜいでしょう」

「ありがとうございます」号泣しながら村からとらわれていた

 全裸の女性たちがカインに抱きつく。

「いや、偶然通りかかって武器を一振りしただけなのにそんな

 なかれましても…」

「そんな命の恩人です!」

「あのこれ受け取ってください!」一人の女性が指輪をカインに渡す。

「なんです?」

「私の夫は村を襲った転生者に殺されたんです。私には

 子供がいてこのままでは生きていけません。

 どうか私と結婚していただけないでしょうか?」

「いや、そんなまいったなおおげさすぎるよ」

「いいんじゃない。ほら」ユーリャは、カインをこづく。

「やめてくださいよ」さわやかな笑顔で照れながらカインが断る。

「ギャアアアあああああ!」突然絶叫が響き渡る。

「!?」その先には、遅れてやってきたヘラとロースがいた。

「どうした?」

「こ、こいつです」ロースが殺人鬼でも見る目で

 イーサンの方を指さす。

「お、俺?」

「こいつが、村をあのさっき私を誘拐しようとしていた

 転生者と共に焼き尽くしたんです」

「いやいや、冗談きついってまじで」イーサンが回りをキョロキョロ見る。

「あなたが!」村人たちの殺気がイーサンに集まる。

「ハハハハハ!」

「?」となりかあら冥界から来た帝王が出すような笑い声が聞こえる。

「ガキが生きてやがったか」カインの表情声が激変する。

「この男とさっきの逃げた男はグルです!」

「ちょうといいわ殺す予定のエサが目の前に現れたわけだからな」

「カインさん…」

「ああそうだよ俺がハウデンと村を襲ったんだよ。あーあ

 もうすこしで嫁が手に入って英雄になれたのになぁ! ハウデン!」

「まとめて始末だな」逃げたはずのハウデンがすぐに姿を現す。

「なんて卑劣な!」ユーリャが全裸の村人たちを背に立ちはだかる。

「卑劣? 馬鹿かお前? 異世界転生するやつはなみんな!

 簡単に嫁を手に入れ、簡単に奴隷に愛され、そして

 当たり前のように無双して都合よく悪役があれわれ」

 悪役と言ったところでハウデンの肩に手を回す。

「その悪役を簡単に倒し英雄、勇者として扱われるそれいが異世界

 転生するやつがいると思うのか?」

「あのね。ここにる人たちはみんな命があって魂があって

 毎日必死に生きてるのあんたたみたいなゲスの自己肯定感を

 満たすために存在してるんじゃないの!」ユーリャが代弁する。

「NPCの分際で! 命だってよ! 」カインが大爆笑する。

「はいはい、分かりましたじゃあ予定変更。ユーリャたその言う通り

 命も奪わないし、英雄なるのも諦めまーす」

「ちょっと! 触らないで!」さっき指輪を渡した村人の女性にカインが

 触り村人が拒否する。

「ほーらきたこれ女はみんなこういいよなぼーっと勇者さま

 があわられるのを指をくわえてまってればいいんだから

 そして俺たち悪役がやれているのを見てるだけでいい

 決めたは、ヒーローじゃなくて悪魔になるは」

 カインが突然巨大化し骸骨すがたの魔王へと姿をへんぼうさせる。


続きが気になるなど思っていただけたら

評価やブックマークをしていただけるとすごく

うれしいですよろしくお願い致します

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