第47話
成人向け要素が含んでいますので、苦手な方はご了承お願いします。
また、アレコレソレドレとですが、文章可笑しいとか食い違い等は大いに有りますが、気にしないで下さい。
「す、スゲェ…」
一度見ただけで、意図も簡単にネイサスは、スラッシュが出来てしまったのだ。
「俺は一度見た技は出来るからな」
ただ、魔法だけはどうしても出来ないのだとネイサスは返したのである。
「そうなんだ。とりあえず、朝飯にするか…」
「すまないな。昨夜、ご馳走になったのに」
「客人が気を遣うなよ。ただ俺は好きでやっているだけなんだ」
俺はそう言うと、城へと戻ったのである。
『ぼくもにんげんにもどるのー』
「…人間の時とスライムの時と口振りが違うんだな」
「はぁ…すみません。どうしてもスライムだと素が出てしまうみたいで」
どうしようもないのだと、スライスは苦笑しながら返したのだった。
そして、彼らは朝食を済ますと、ミレイは風魔法と召喚魔法の特訓するため、スライスと城にいるということから、俺たちは城の裏手にある森を通ってフォルダニアの森へと向かうことにしたのである。
「コレでもう30本目…か」
朝から今日も魔吸具から抽出したばかりのフリックの魔力を見ながら、デイルスは言った。
「そうですね…」
「…新しい魔吸具を試してみるか」
普通の試験管の大きさだけでは、すぐに満タンになってしまう以上、魔吸具は無駄だと判明したことから、一回り以上も大きな卑猥の形のした、魔吸具を取り出したのである。
「大きいですね…」
「だからこそ…試してみる価値はあるというものだろう」
身体こそ人間の子どもと同じ12歳で、やや身長は低いものの、肝心の中身はまだまだ幼い子どもと変わらないフリックの所へとデイルスは向かったのである。
「ここが…エルフの森か。何だか東京の秋○原と変わらないような…」
ネイサス、レイオス、エリオスの3人のエルフに案内されるままにシリウスは、フォルダニアの森へと来たものの、エルフの森という感じは無かったのである。
というか、森の中にこんなヲタク系の店がズラリと並ぶって…うーん。
「別名、アキバの森だよ。ここは」
「…ま、まんまだな」
「さてと、俺は大長老にちょっと話を付けて来るから」
ネイサスは、3人のエルフの中で一番上だからということから、大長老であるシェルファの所へと行ってしまったのである。
「な、何だか…ここにいると誘惑に負けそうだ」
「そうなのか?シリウス」
「あ、ああ。俺、元々はこういった店とかは長期の休みの日は良く行っていたんだ」
ただ、肝心のお金は持ち合わせていないことから、買えないのだけどと…とシリウスは、この世界で買い物するには、お金を稼ぐ必要もありそうだと思ったのである。
「お金なら少しだけありますよ。昨日の礼を兼ねて少しだけ出してあげましょうか?」
「いや、いいさ。お金は自分で稼ぐから」
とはいえ、どうやってお金を稼ごうかと俺は思ったのである。
<第50話>迄掲載したら、本格的に休載します。




