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作者: 南方敏三

=風が吹きぬける。

冷たい風。

ぬるい風。


雪を踏みしめる靴音が鳴る。=


ー朝ー


急に、新聞配達のバイクの音。

我に返る。

「ガタン!」

ポストに投げ込まれる朝刊。

「ポンッ!ザザザッ!」ー

我々の活動が始まり、1日が始まる。

ほんの僅かな活動から、大胆な一歩、に至るまで、

人間は動き出す、ー朝ー


ー昼ー


照りつける太陽、カーテンで光を閉じ込めた室。

私達は、嘆き、歪み、固まる。

ラジオでは、「揺らぎ」という曲が流れ出す。

間延びした空気。


ー夕刻ー


赤茶けた傾斜太陽。フラッシュ。黄色い粒子の強烈な光線。

淀み、透き通る。やがて日が暮れる。暗闇。


ー夜ー


闇。静まり返る闇。潜む闇。

①ダイニングテーブルと、照明。

②前庭の静けさと闇。

対比したこの2つは、かなりの温度差を含みながら、窓越しに存在する。




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