87.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ヒカゲの作った影の森を、身代人形が進んでいく。
どうやら人形は生物判定されないらしく、影の沼に沈んでいかない。
聖騎士たちは身代人形に負ぶさってもらいながら進んでいく。
「ま、このままで終わるとは思わんけどね」
そして次郎の予想通り……。
影の森から、ずずず……と影の化け物たちが現れたのだ。
それはかつて魔王軍だったもの。
ヒカゲが倒し、取り込んだことで、式神にした化け物達だ。
「はいはい、じゃ手はず通り」
聖騎士達のうち、数人が前に出る。
右手を前に掲げていう。
「聖光!」
それは単なる、聖なる光を発生させる魔法。
だが効果はてきめんだ。
影の化け物達はまるで乾いた泥人形のように、崩れていく。
「自立駆動する影人形に聖なる光が弱いことは、実証済みだよ」
他の騎士達と戦ったデータは残っているのだ。
そこから次郎は推察したのである。
「常にエネルギーが供給されてる影の森ならいざしらず、式神は一定量のエネルギーをいれて動いてるだけ。なら一度壊れれば戻ることはない」
化け物達を次々と消し炭にしていく聖騎士達。
「ま、当然……向こうも対応してくるだろうけどね」
【☆★新連載はじめました!★☆】
タイトルは――
『追放された最強の結界師は嫁とのんびり旅したい~弱すぎる味方に結界を張ってたのに、自分が強くなったと勘違いした勇者に追放された。結界が永続じゃないと気づいて土下座しても遅い、俺を溺愛する幼馴染と旅してる』
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