表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】影使いの最強暗殺者〜勇者パーティを追放されたあと、人里離れた森で魔物狩りしてたら、なぜか村人達の守り神になっていた〜  作者: 茨木野
3章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

101/119

101.



 地面に這いつくばる竜一……。

 その瞳には、憎悪の炎が燃えていた。


「くそ……くそが! たかが獣ごときに……! 地を舐めさせられるとは!!!!」


 どうやら俺に負けたことが許せないのだろう。

 俺に忠告に来た女騎士が言っていたな。

 こいつらにとって神とは絶対のものであると。

 神から賜った武器を使って、それでも俺に負けた。


 つまり神が俺に負けたのと同義……とでもおもってるのだろう。

 馬鹿らしい。実に。


「くそ……うごけ……ねえ……」

「無駄だ。闘気オーラをこめた影の触手で縛っている。絶対に動けない」


 それに神器じんぎは没収してるしな。

 こいつ自身もまあ強いっちゃ強いのだが、神器じんぎ込みの評価だ。


 特別な武器を装備していない竜一は、あまり脅威に感じない。


「くそ……おまえら何を見ている! こいつを殺せ!」


 竜一がギャラリーたちをにらみにつける。

 彼らは俺たちの戦いをただ、見守っていた。


 見守るというか、入れなかったのだ。

 そのレベルに達していないから。


 次郎は肩をすくめる。


「竜一、詰みだ」

「はぁ!? なんでだ」

「こいつらみんなびびっちまってる」


 竜一が倒されたことで、騎士達の士気はかなり下がっている。

 みんな動揺しているのだ、最強の騎士が倒されて。


「く、くそ! 本国に連絡を入れて、大量の騎士を……」

「それも無駄っぽいぜ? そこの影の兄ちゃんが、なんかこそこそやってたみたいだしよ」


 そのとおり。

 ずぉおお……という音とともに、黒い半球状の結界が展開する。


「な、なんだこれは!?」

「領域結界。相手を閉じ込め、自らの得意なフィールドに持ち込む技だ」


 そう……結界でこいつらをつつむことで、もう増援は望めなくする。

 ボスは倒し、増援も無理。


「ま、詰みだね」


 次郎はあっさりと、敗北を認めるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ