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Soul Keeper(s)  作者: HalTo
3/70

3話 孤鍋はじきに熱くなる

初めまして、HalToと申します。

3話です。

よろしくお願いします。

「テメーを今から殴れると思うとよぉ…ゾクゾクしてくるぜぇ…。」

声の主は先ほど殴りかかってきた男だ。

「何だ?こいつ。喪介、知ってるか?」

「知らない、それよりあいつ…高熱を帯びたパンチを繰り出してきやがった…」

喪介は蒸気を出し赤く光った彼の拳を見て言う。

「あぁ?知らないだとぉ!???」

「俺の名は「本田 猛人(たけひと)」、トラック運転手だ…。ある日テメーを轢いた、だが生きていた…そして何をしたと思う?」

本田は問う。

「俺はなぁ!!テメーに殴られた!!!そして目覚めたら朝だった!!!おかげで仕事はクビよぉ!!!」

「でもなぁ…目覚めたときに手に入れたこの力ァ…感謝してるぜクソガキ…」

「これでお前をメッタメタに殴れるんだからよぉ!!!!!!!!」

本田は怒りに任せ、嵐のように怒鳴り散らす。

「橘さん。あいつ、完全にミタマ使いだな…。」

「あぁ、それにこれは困った…あいつは完全に戦闘向きだ…逃げるぞ。」

2人は全速力で逃げ出す。

「おいテメー!逃げんのか!!!」

本田は地面に手をつく。

「だが、逃がさねぇぜぇ…『ライデンシャフト』!!培熱(ばいねつ)

そう言うと、180cmぐらいのマグマのような見た目のミタマが同じようなポーズで出てきた。


その頃

「はぁ…はぁ…撒いたか?フー…あっつぁ!!!!やべぇ喪介!地面が熱い!!!」

「え!?あっつぁ!!あいつだ!!クソ!このままだとマズいぞ!!」

よく見ると周囲のマンホールや車のタイヤは溶け始めている。

「あぁ…追いついたぞぉ…クソガキィ!!!」

本田が追い付いてきたようだ。

「来たよ!喪介!逃げよう!?」

おののく橘。

「クソ…今やらないと街が…。でも…、いや、俺、やるよ。橘さん。」

喪介は呟く。決意とともに。

「え!?無茶だ!」

「いや、できる気がするんだ。やらせてくれ。」

4話に続きます。

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