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200文字小説集 vol.2

濁流に飲み込まれて(200文字小説)

作者: 日下部良介

 山間の河原でBBQをしていた。

 その時はいい天気だった。


 上流の方で大雨が降ったらしい。

 そう言えば、少し水かさが上がってきたような…。

 そう思った時には遅かった…。



 濁流の中で必死にもがいたけれど、無駄な抵抗だった。

 すっかり陽も暮れて暗闇に覆われた。

 僕はそばを流れてきた流木に何とかしがみついた。


 どれくらい流されただろう。

 下流の川岸で僕を見つけた人が叫んだ。

「おい、見ろよ! 流木にネズミがしがみついているぞ」





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― 新着の感想 ―
[一言] ねずみシリーズ第2弾で来るとは。 ねずみさん視点、立派に恐怖を誘います。
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