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砂漠の旅

 クルトは小さな包みだけを持って砂漠に出ました。

 砂漠はとても暑く、とても乾いていました。

 クルトは三歩も歩くとくらくらしたので、おじいさんの魔法使いの家に戻ろうとしました。

 振り返ると、おじいさんの魔法使いの家があったはずの場所は、砂の山しかありませんでした。


 クルトはくらくらしながら歩き続けました。

 大変に暑く、乾いていたので、クルトの体から湯気が上がり始めました。

 クルトは毎日使っていた魔法を使いました。

 自分の体から立ち上る湯気を、もやもやさせたのです。


 クルトの体から出た湯気をクルトがもやもやさせると、少しだけ涼しくなりました。

 少しだけ涼しくなったクルトは、少しだけ元気になりました。

 クルトを砂漠に追いやったおじいさんの魔法使いの悪口を言いながら、クルトは砂山をよちよちと登りました。

 

 クルトがよちよちと砂の山を登ると、クルトの目の前には一面の砂場が広がっていました。

 どこまで行っても、砂しかないようでした。

 砂漠の広さをクルトは知りました。

 空には太陽がまぶしく輝き、クルトは自分の体を守るために、ずっと湯気をもやもやさせなくてはならないと思いました。


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