一時帰還
クルトは砂漠で育ったわけではありませんでした。
町で生活し、魔法使いの弟子になり、旅に出た場所が砂漠だったのです。
砂漠の遊牧民と生活し、砂漠で暮らすために必要なこともだいぶわかっていました。
砂漠の移動にラクダは欠かせません。砂漠で太陽と気温の次に危険なのは、武器を持った人間です。
クルトは一緒に旅をしていた遊牧民の人たちが好きでしたが、赤の旅人を探すために離れることにしました。
クルトは一緒に旅をしていた遊牧民の人たちが好きでしたが、ラクダを盗むことにしました。
クルトは一緒に旅をしていた遊牧民の人たちが好きでしたが、武器と食料を盗むことにしました。
砂漠は夜にはとても寒くなるため、朝はあまり早く起きません。クルトはまだ誰も起きてこない早朝に、ラクダに乗って遊牧民のテントを離れました。
赤の旅人を探しに行けるので、ネズミは上機嫌でラクダのこぶにしがみ付いていました。
「ところで、どこに向かうんですか?」
クルトはわかりませんでした。クルトはネズミに、どこに行けばいいのか聞いてみました。
「誰かにきいてみるのがいいんじゃないですか?」
ネズミは言いました。
クルトとネズミとラクダは、赤の旅人の手がかりを探すため、お世話になった遊牧民のテントに戻りました。




