砂漠の遊牧民
クルトは、砂漠を旅して生活する遊牧民に助けられました。クルトを死体と勘違いして埋め、掘り起こした人たちでした。
クルトは水が欲しいと思いました。水をもらいました。
クルトはお腹が空いていました。食べ物をもらいました。
クルトは満足しました。
クルトを掘り出した人たちは、砂漠で倒れていた幼いクルトのことを、気の毒に思ったようでした。
クルトは遊牧民と一緒に旅をすることにしました。食べ物も飲み物も、探さなくても分けてくれたからです。
ネズミはクルトの影に隠れていました。クルトに隠れて一緒に旅をしました。
クルトは食べ物も飲み物も分けてもらえるので、遊牧民と一緒に旅をしました。
しばらくすると、クルトも仕事を言いつけられるようになりました。
ラクダの世話をしたり、パンを焼いたり、武器の手入れをしたりしました。
ラクダの世話は好きでした。ラクダはクルトの言ったことをちきんと聞いてくれました。パンを焼くのは好きでした。クルトはパンが好きでした。武器の手入れは嫌いでした。色々な動物を簡単に殺せる道具です。
クルトは仕事をしないこともできました。誰かにやられることもできました。
クルトは魔法使いです。
それでもクルトは仕事をきちんとやりました。ほかにすることがなかったのです。




