なんで?
こんにちは
いきなりですがココはどこですか?
数時間前、お兄ちゃんが中学の寮に迎えに来てくれて実家に帰ろうと、家の近くにある公園を通っていたら暗い穴に落ちました。
必死に双子の姉の藍と蒼お兄ちゃんにくっついていたら何処かの森に倒れていた…らしい。
何かの衝撃で気絶をしていたみたいで
起きてパニックっていた兄と私たちを助けてくれたのは倒れていた森に住む、おじいさんでした。
ここでちょっと、おさらい。ここの世界の地図をみせてもらいながらお話を聞いたんだけど。この世界はヴァーラスといって、7つの国が存在しているが、同盟しててほぼ1つの国みたいなんだって。
・・・この森は『ガイアナ』という
自然豊かな国の西の方にあるそうです。
そしてこちらのおじいさんは現役時代、お城魔術師長をしてた偉い人らしいけど、優しい雰囲気のおじいちゃんです!
「それであんた達はいきなり森にいたんじゃな?」
おおっと、話を聞かねば。
「はい、こことは違う世界から来たんだと思います。俺たちの世界には魔法なんてものはないし、、」
そうなんだよー!この世界には魔法がある上に私たち3人も魔法が使えるらしいんだよ!
「クロードおじいさん、お願いします。
こちらで生活するための資金を貯めるまで
あたしたち3人をココで住ませてくれませんか?その間、家事や手伝いなんでもしますから。」
それもそうだ、私たちにはお金もないし家もない…
『お願いします、クロードさん!』
「俺からもお願いします。」
ドキドキするなぁー。だめかなぁ。
むーーーっと思っていると
「いいですぞ。」
…ん?なんと!
「「『いいんですか!』」」
「えぇ、元々この世界には何十年かに1.2回異世界の人が来ることがあるんじゃよ。」
「いえいえ、住まわせて貰うだけでありがたりです!帰ることは俺たちで探しますし、、」
ふぅ、一先ずOKで良かったぁー‼︎
「今日も、もう遅いから3階の部屋でゆっくりしてくだされ。3階に3つ部屋があるから好きな部屋に入ってくだされ、部屋は綺麗にしてあるからの。」
『ありがとうございます。』
それから、
言われた通り3つ部屋があったので
一つの部屋にあとで3つのベットを入れることにして寝室、双子の部屋、お兄ちゃんの部屋にすることにした。
他のことは、明日にしようと言って今日は一人一人違う部屋で眠った。