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まだ名前も知らない君へ

作者:柊れい
吉岡凜は、高校1年生で、新しい生活に少し緊張しつつも楽しんでいる。彼女の朝の楽しみは、通学電車で見かける他校のイケメン男子。毎朝その彼を見かけるだけで幸せを感じているが、実際に話しかける勇気はなく、遠目から眺めるだけで満足していた。友人が背中を押したこともあり彼にどうにかして話しかけようとする青春を謳歌したい不器用な女の子の物語。
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