第25話千鳥お嬢さまは志麻に告白をする
この作品はカクヨムとPixivに投稿した物です。
自分の部屋で志麻と2人きりになる千鳥お嬢さま。
お互い何も言わずに沈黙が流れるが……志麻は自分の思っている事を口にするのだった。
自室でテーブルを挟んで志麻と向かい合って座っていますが
お互い無言のまま沈黙が流れます。
こういう時は志麻が何か適当に話しをするのですが、それすらありません。
どれぐらいの沈黙が流れた判りませんが志麻が
「ちーちゃん、あの答えを言うんだね」
と言いましたので、わたくしも
「はい……」
とだけ答えると、また沈黙が流れます。
そして再び志麻が
「ちーちゃんの答えはわかってるから」
と言いますが、わたくしは何も答えません。
「これはぼくのひとりごとだから、勝手にしゃべるけど……」
志麻がそういうと、1人で話をしだしました。
「あの時、ちーちゃんはデレさせたらといったけど、既にデレてたのは知ってるよ。
だから、ぼくは2か月間特に何もせず、何時も通りにしてたけどね。
ちーちゃんはぼくが何もしないから、約束を忘れてる思ってたかもしれないけど
もちろん忘れてないけど、ちーちゃんはぼくと一緒にいるだけで勝手にデレてくれるから楽だったよ。
ちーちゃんは皆の前だとあえてツンツンんしてるけど、デレてるのは皆もわかってるからね。
ツンデレというか、デレツンというか、とにかく素直じゃないからね。
でも、今日のちーちゃんを見てると、もう答えは決まってるみたいだから後は素直になうだけだよ」
志麻はニコりと笑いましたが、やはり志麻は全て気づいていたのですね。
志麻は赤ちゃんの時からずっと一緒でしたから、お互いの考えてる事は顔を見ればわかります。
お互いわかっていても口には出さないのです。
しかし、今回はわかっていてもはきり自分の口から答えを言わないとならないのです。
「ここまでわたくしの考えてる事がわかっているのなら、答えないとなりませんね」
わたくしは息を吐いて、真剣な顔で志麻に答えを言います。
「わたしは志麻が好きです。家族として好きですが、女性として……好きなのです。
ただ、これを言ってしまうと志麻との関係が変わってしまうと思い、言い出せなかったんのです。
でも、今日は素直にいいます。志麻……わたくしはあなたの事が好きなのです!」
途中から自分でも顔が赤くなっているのがわかるぐらい恥ずかしかったですが全てを素直に言いました。
そして、これに対する志麻の答えは
「ぼくも好きだよだよ、ぼくもちーちゃんであんなことを何度も……なんでもない」
といいましたが、なにを何度もしてるかは聞きませんが。
「志麻もそう言う事してたのですか?」
「志麻もって事は、ちーちゃんもぼくでしてたの?」
「それは乙女の秘密です」
「えー、ぼくははっきり言ったよ。それに今日は素直になるって言ったよね」
「素直になるのは志麻への気持ちだけです」
「そんなー、ずるいよちーちゃん」
「ずるくはありません。志麻が聞いてないのに勝手に話したのですから」
「そ、そうだけど……」
志麻が勝手に話したのは確かです。
でも、志麻を思ってそう言う事は何度もしていますが、志麻本人に言う訳にいきません。
「それはとにかく、志麻に聞きたい事があります」
「聞きたい事って?」
「以前も聞きましたが、わたくしの胸意外で好きな所を言ってください」
「うん、わかった。まずはぼくが好きな事、デレツンデレかわいい、
人あたりがきつそうだけど実はとってもやさしい、強がってるけど本当はとっても寂しがり屋。
本当は友達をつくりたいけど実はぼくとほだかちゃん以外の人が苦手で理由をつけて断ってる事……こんなところかな?」
志麻はわたくしの好きな所をあげましたが、わたくしの顔が赤くなりました。
「な、な、なにを言っていますの」
「ぼくがちーちゃんが好きな所だよ。聞いて来たのはちーちゃんだし」
「そ、そ、そうですが、あの時は何も言わなかったじゃないですか」
「だって、他の人にちーちゃんの好きな所というか、かわいい所を聞かれたくないし
言ってるぼくだって恥ずかしんだからね……」
志麻も顔を隠して下を向きますが、何も言わなかったのはこう言うと事だったのですね。
放課後とはいえ、誰かに見られたり聞かれたりするのが嫌で、あの時は何もいわなかったのですね。
それならそれではっきり言えばよかったのに。
「それならそうと、はっきり言えばよかったのに」
「その前にちーちゃんが怒っちゃたし、あの時はちーちゃんの胸目当てだったのは本当だからね。
あ、今は違うよ、女の子になってちーちゃんのかわいい所が、男だった頃よりもさらにわかったから」
「そ、そうですか。やはり、わたくしの胸目当てでしたか」
「あの時はね。もちろん、ちーちゃんがかわいい思ってたよ。
でも、女の子が好きだとなかったけどね」
「わたくしは女子が好きな訳ではありませんよ?」
「え、ぼくに告白して、それをいうの?」
「わたくしが好きなのは志麻であって、女子ではありません。
それに太志であったとしても、わたくしは恋人になりましたし」
「なんかはぐらかせてる気もするけど……。
つまりぼくがちーちゃんが女の子が好きと勝手に勘違いしてTSして女の子になったって事なの?」
「その通りです。太志のままでわたくしは好きでしたし」
「それじゃ、TSしなくても良かったって事!?」
「そういう事になりますね」
「そんな……」
志麻はTSする必要がなかったとにやっと気づくと、テーブルの伏せました。
「別に良いではありませんか、今は同性同士でも問題がありませんし」
「そうだとしても、結婚しても子供が出来ないよ」
「今は精子提供もありますし、養子をとる方法もあります」
「そうだとして、TSしなければちーちゃんとぼくの子供が出来たのに」
「しかたがありません。ミヤコ様にはもう頼めませんし」
「ちーちゃんがぼくを男に戻すって願えばいいんじゃないのかな」
「確かにその方法もありますが、それはしません」
「もしかして、ちーちゃんが男になるの?ま、まさか、ちーちゃんに生やすの!?」
「それもありません!わたくしは女子として志麻と付き合いますので」
「そうだよね。でも、TSしたり、百合カップルになるのはいい経験かな」
「男子では出来ない経験ですからね」
「そうだね。ちーちゃん……いや、柳千鳥さん、ぼくの恋人になってくれてありがとう」
「わたくしもありがとございます」
わたくしと志麻はてお互いの手を取って握り合い、恋人になった事を笑いあったのでありました。
お読みいただきありがとうございます。
千鳥お嬢さまはついに志麻に素直な気持ちを伝え、告白しました。
そして、志麻も自分の気持ちをいうが、同時にTSしなくても良かったことにやっと気づきます。
ただ、どうあれ志麻と千鳥お嬢さま恋人になったのでした。
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