夏祭りに花が咲きました
今週もありがとうございました!
いろいろなニュースが飛び込んできた今週でしたが、せめて週末は機嫌よく過ごしたいものです
来週は18日からよろしくお願いいたします!
良き週末をお楽しみください!
私の地元大阪市内の平野の祇園会となる杭全神社の夏祭りが今日で終わります
7月11日の朝6時頃より太鼓台(布団太鼓)がお出ましになり、町内を運行し8時頃に大鳥居前まで戻ってきて、今度は10時頃より神輿がお出ましになり町内を運行し午後5時頃に大鳥居前に戻ってこられるようです
翌12日は午前9時頃より各町内で地車が曳行を始めます
地車は9台(野堂南、野堂東、野堂北、市町、泥堂、馬場、西脇、脊戸口、流)あり、現存する地車は1845年に造られた市町の地車が一番古く、記録に残る最初に造られた地車は馬場の1745年の初代地車のようです
私の子供の頃はエリアで言うと野堂南が一番近いのですが、当時は故障しており曳行されておりませんでしたので、その次に近い流の地車を曳行しに行っていました
ただ、厳密に言うと私は通っていた小学校がエリア内にあるだけで、平野郷外の在のものなので杭全神社の氏子ではありませんでした
いつの頃からか12日に夜の9時頃(現在は9時45分)から南港通という平野を東西に突き抜ける幹線道路に9台の地車が集結して演舞を繰り広げる九町合同曳行という行事ができました
翌日の宮入りだけでは寂しいのか、前日にも盛り上がるということです
そして13日がメインの地車の宮入りの日です
午前11時頃より各町内を曳行したあと、午後7時頃の暗くなってきたころから宮入りが始まります
宮入りの順番は9町が毎年順番に繰り上がってきます
杭全神社の大鳥居は国道25号線に面して建っています
平野郷町は少なくとも中世の戦国時代には栄えていましたので、当然国道の方が後からできたわけですね
よりによって大鳥居の真ん前を通るとは・・・
それで宮入りはこの国道の真上で繰り広げられるのです
各町持ち時間は30分です
一度鳥居をくぐってしまうともう出てこられない掟なので、鳥居の前で寸止めをする行ったり来たりやら、道路の上で舞舞と呼ばれる回転パフォーマンスを繰り広げたりします
それが9台続いてあるわけです
今は杭全神社の夏祭りには30万人もの来観者がおられるようですが、昔はそこまでいない単なるある地域の祭りにすぎませんでした
そういうところから地車の宮入りの際には国道は通行止めにはなりましたが、一台が宮入りを済ませると次の地車の宮入りまでの間10分間ほど国道を開放して自動車を通していたのです
ところが、有名になりすぎたようで今では見物人が多すぎて、危険との判断から宮入りが始まると終わるまで国道は通行止めになっています
さらに、メインの国道ですので当然迂回する周りの道路も渋滞が頻発することとなりました
最後の地車が宮入りを終えて、長い参道を通り本殿の近くの9台の地車が宮入りした順番に並ぶ駐車場までくると一旦休憩となります
ところが翌日14日にはすでに9台の地車はいないのです・・・・
いつの間に?
実は、宮入りの時はあれだけ派手に祇園囃子の鉦や太鼓を打ち鳴らしていたのに、夜更けにひっそりと各町内の車庫へ帰っていくそうです
見てみたい(笑)
そして今日が最終日の14日です
午前9時頃にまた太鼓台がお出ましになり、また午前10時頃には神輿もお出ましになられます
太鼓台は各町内を運行して午後7時頃に大鳥居前に戻られ、神輿は町内を運行して午後3時頃に通称三十歩神社と呼ばれる赤留比賣神社にお着きになられ、その後また各町内を運行されて午後9時頃に大鳥居前にお戻りになられるそうです
さて、私は毎年13日の宮入りの日に行くのですが、今年は久しぶりに12日の九町合同曳行の日に行きました
宮入りの日は大鳥居からは入ることができないのですが、今年は大鳥居から入って参拝させていただきました
参拝後に缶ビール片手に玉子せんべいを食べ、さらにたこ焼きを食べました
そして各町内で曳行されている地車を見て回りました
九町合同曳行の場所についた時に改めて今度は生ビールを片手に焼き鳥を食べまさに夏祭りを満喫していたのです
そんなときふと目に入ってきた人がいたのです
なんと!舞妓さんがいるではありませんか!
舞妓さんがあの格好で道路脇の椅子に座って九町合同曳行が始まるのを待っているのです
その時はコスプレ?とも思ったのですが・・・
翌日全然知らない方がこの舞妓さんの写真をアップされていました
失礼ながらとお聞きすると
何でも先斗町の本物の舞妓さんだったようです
ほー・・・平野で初めて見た舞妓さんでした
私は宮川町の舞妓さんに少しお知り合いがいてその方は岸和田ご出身なのです
岸和田は地車祭りが全国的に有名なのでお祭り人間がたくさんおられるのです
それでこの舞妓さんも置屋のお母さんに「お母はんお盆休みはいりまへんさかい、岸和田の祭りの時は家に帰らせてください」とお願いして祭りで走り廻っておられると聞いたことがあるのです
この方は休暇で実家へ帰られるのですね
でも、平野で見た舞妓さんは完全に仕事モードですよね?
平野出身の舞妓さんならやはり休暇をとるのではないか?なんて勝手に思っていまして・・・
ということは、誰かが送迎付きで呼んだということですかね?
下世話な話ですが、一体花代は交通費併せていくらなんでしょうね?
これぞ客は富裕層かな・・・
落語の話であるのですが、お座敷遊びのお値段は、線香の本数らしいのです
つまり線香が一本点いている間がいくらですよ!という値段設定とか
なので、長居するとたくさんの線香がいるわけで高額となるわけですね
でも、この値段設定の方法はさすが花街でどこまでも粋ですよね?
まあ、私には関係ないけど(笑)
今年の平野の祇園会である夏祭りに現れた京の舞妓さんの商売繁盛を祈ります