世界観~設定~
そういえば……世界観の説明入れてない!ということに小説執筆開始後11日目にして気づきました……
※文献にそって考えた設定ですが、フィクションたっぷりです。ご了解ください。
また新しい種族が話に登場したら、書き加えます。
世界観~設定~
魔法族―――それは人間界とは空間を別にする、魔法界に住まう、人ならざる者。
彼らは様々な理由で、人間界にいて、人の生活に溶け込んで、彼らとともに生きている―――それが、この世界。
魔法族
共通して全種族、魔力の強さに種族差や個人差はあるものの、すべてが魔法を使うことができる。人間よりも優れた運動神経を持ち、長い時を生き、人間と同じように心を持っている。
・白魔術族
一般的に白魔術師と呼ばれている。全種族中最高の知性を持ち、魔法を理論化し、新しい魔法を生み出すのが得意。彼らにしか操れない高度な魔法も多くあり、イレールの宝石による心の救済も彼しか行えない。見た目は人と変わらないが、魔法族なので身体能力は人以上。
種族的な性格として、穏やかで慈愛深い者が多い。
・死神族
人の魂を死後、それぞれの宗教の管理下(天国や地獄)へ導く存在。人間界にはその仕事柄たくさんいる。しかし、職業選択の自由はあるらしい。魂を魔なる者から守るために身体能力は全種族中最高である。人や他の種族の死期を、望めば、その瞳で見ることができる。不気味な印象を与えやすいが、個人の性格とは関係ない。
・天使族
独自の階級社会を持つ、神の使い。ここでの神とは、天使を信仰するキリスト教、イスラム教その他すべての宗教の主神を指す。美しい羽で聖なる浄化を施すことができる。悪魔は嫌い。位の高い天使はほとんど魔法界を離れることはなく、中位以下の天使が人間界にいる。
・妖精族
人間界にも多く住み着いているが、自然が減ったことで魔法界への移住が多くなっている。クー・シーと呼ばれる妖精犬の守る妖精の谷に多くが住んでいる。妖精族でも様々な種族があり、姿形も多彩。あらゆる魔法動物と仲が良い。
・人魚族
魔法界では海にネプチューンの総べる王国をもつが、少数派が人間界にもいる。足ではなく尾びれをもって生まれてくるが、魔法で人間の足を手に入れ、陸で生活することもできる。若い女性人魚はマーメイドと呼ばれている。
・悪魔族
人間界では凶暴で凶悪な性格と姿をした邪悪なものとされるが、すべての悪魔がそうではなく、人間と同じように性格には個人差がある。身体能力は死神に継ぐぐらいに高い。天使とは仲が悪い。悪魔にも種族がそれぞれあり、ブラック・スペードは小悪魔と呼ばれる種族。小悪魔は悪魔ほど魔力を持っていないが、背が小さくてすばしっこく、目がいい。魔力が低い者ほど、教会には拒否反応がでてしまう。
・ヴァンパイア族
人間の血を好物としている。背中のコウモリのような羽と鋭い犬歯が特徴。魔法界では貴族階級に多くが属しており、誇り高い血族としての自覚が強い。そのため、人間を無差別に襲うことは彼らの美意識に反するらしい。しかし、健康そうな人間を見ると、美味しそうに見えてしまう。恐ろしいほどの怪力を持っている。