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えしん(旧)  作者: 松歳 夕御飯
第一章「コンビニのパンから始まる」
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原樫誠司の手帳 一日目

10月4日

さて、いつもは日記として使っていたこの自由帳を、帰れるまで手帳として使うことにする。昼まではごくごく普通の日だった。

朝八時半に起床。両親は昨日言っていた通り登山に出かけていて、用意されていたインスタント味噌汁と卵かけご飯を食べた。充電が終わった携帯、置いてあった自分の財布を鞄に入れ、床に置いてあった父の上着を着て友達との待ち合わせ場所に向かった。自分と三原以外おくれて来た。集合してからいろいろ見ていたが、科学の出し物はつまらないものばかりだったので、解散した。帰る途中で夜鬼にゲームセンターに誘われたが、昼食を持ってきていなかったみたいなので、結局帰ることになった。

家に帰る途中、眩い光を見た。何かと思ってよそ見していると、車に跳ねられた。そして気が付くと、森の中にいた。その後いろいろあって学校らしき廃墟に着き、寝ようとしたら怪物に襲われたが、夜鬼が瞬間移動で倒してくれた。一瞬で机を木っ端微塵にする妙技も見せてくれた。その後集会所らしきところまで連れて行ってくれ、多くの人と出会った。個性的な人が多い。

美佐原。水を浮かせて操れるらしい。下の名前で純と呼んでいる。

馬原。いっつも漫画読んでる。

円方。元気そうだ。13歳と言っているが、精神年齢はもっと低い気がする。飛べるらしい。

前田原。ちっこい。しかも子供っぽい。なのに1歳上。うざい。

その後自分も障壁を張ることができることがわかった。

話をまとめたところ、この土地はこんな感じになっているらしい。黒点のあたりに飛ばされたんじゃないかと思っている。

挿絵(By みてみん)

殺されたとみられる死体が見つかったので、殺人犯の対策として見張りを付けることになった。僕は三番目である。見張りとして起こされたら、そのときの状況でもここに記そうと思う。ひとまずこれから寝る。

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