#3 我修羅也
やっぱ書き始めると筆が乗ってきますねぇ。
それはそうと書きたいものがやっと書けそうです。そう、漢ならあこがれる異能力バトルシーン!!
(もうちょっと迫力出したいな、、、要練習)
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[お前の能力は「我修羅也」だ。]
「我修羅也?なんだそりゃ」
[なんとなくは分かるだろ。お前が望んだんだぞ。]
「まあそりゃぁねぇ。で?詳細よこせや」
[まぁ急ぐな単細胞生物]
「人間は多細胞生物だ。小学校生物の範囲だぞ勉強しろ欲望の王(笑)。」
[能力もぎ取るぞ醜悪な水袋]
「すんませんした」
ってか能力の付与解除もできんのかこいつ。 待てこいついま醜悪な水袋言ったか?確かに全体の70%は水だが。
[我修羅也。平たく言えば斬撃の武器をほぼ達人並みに使えるってもんだ。]
「、、、チートでは?」
[普通かそれ以下ぐらいの能力だな。フッ、しょぼい欲だ。]
鼻で笑われるとは、、、。銃弾を刀で斬るだけの力と刀が、、、しょぼい?バカなこと言っちゃいけませんよ欲望の主さんよぉ。しかも斬撃武器だろ?刀だけってわけじゃないだろ。やっぱチートな気がする。
「で?使い方は?」
[常時発動型だ。もう発動している。]
「あと使えるったってなんか技とかないんか。」
[それはお前の方がよく知っている。]
「ならいい。あと鞘は?」
[ほしいなら願え、それで済む。]
「へぇ。」
便利なもんだ。
[これで終わりだ、じゃあな低知能生命体]
最後の最後までイラつくなこいつ。
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能力の発動を宣言する。したところで意味はない。だって常時発動型だもん。じゃあなぜって? んなもんノリだノリ。あとかっこいい。それだけで十分。
軍服はもう一度アサルトライフルを構え直す。俺は鞘を生み出し、握る。軍服がトリガーに指をかける。俺は刀を鞘に納め、居合の構えを取る。腰を落とし、呼吸を整える。軍服も俺も、動かない。数秒の膠着が生まれる。少しでも遅れたら死。少しでもずれたら死。緊張感が高まっていく中、合図はなかったが両者同時に動く。
パァ「居合!」ァァン!
風が巻き起こるほど早く前に飛び出し、間合いを一歩で詰め、抜刀。目の前の弾丸をドリフトで回避その勢いのまま軍服の首に刀を叩き込む!!首に達した刀は何の抵抗もなくその首をはね飛ばした。
「ッ痛てぇ、、、」
今になって左わき腹が痛みを訴えてくる。見るとかなりの出血もしている。
「こりゃ病院行くまで持つかねぇ」
そういや白衣はどうしたんだ?記憶によりゃ左足を撃ち抜かれているはずだし遠くにはいないはずだが。
「っといたいた。大丈夫か?生きてるか?」
「ちょっと黙っててくれない?」
はい、すいません。見ると白衣はどこにしまってたか注射器を五本ほど刺して治療を行っていた。どんなものを使ったのか弾痕は完全にふさがっている。
「それ一本くれない?脇腹に穴空いてんだよね。」
「まあいいけど。」
緑色の液体が入った注射器を受け取り、弾痕付近に注射する。と見る見るうちに弾痕がふさがり痛みも引いていく。
「すげぇなこれ。どこで手に入るんだ。」
「僕が作った。」
「は?後お前誰だっけ」
「僕は鶴岡紬。科学部部長。」
「そうか。俺は若月春樹。」
「ってかあれ何?我修羅也だっけ?」
「ああ、斬撃武器の扱いが達人レベルまで上昇するとかいう能力。でお前は何?レーザービーム撃ったりゲームレベルの回復薬を作成するとか人間業じゃねぇだろ。」
「それは僕の能力関連だね。それより若月君もこっち側ってことでいいよね?」
「まあ能力持ちっていう点ではな」
「じゃあよし。ちょっとついてきて。」
「了解いたしました、科学者さん」
To be continued.
今回はおっさん、軍服で出てきたジョセフ・ベンジャミン
ジョセフ・ベンジャミン
男。40~50歳ぐらい。アメリカ陸軍での訓練系経験あり。一言もしゃべらないのは戦闘に脳のリソースを全て割いていて話す余裕がないのとどうせ英語しかしゃべれないため通じないと思ったから。
能力:無限の弾倉
その名の通り銃器系の残弾という概念を無くす能力。常時発動型。普通に強いが最後正確性を取って単発にしたのが敗因。その一発を見切った若月がおかしい。総評として相手が悪かった。