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老人の異世界散歩  作者: 浦見 比呂
現人神の死
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爺と家族

「んでグレたと・・・?」


「グレたとは違くないか・・・?」


「ふむ・・・グレるってなんだろうな・・・?」


「なんだろうな・・・?」

そこで入口から溜息が聞こえてきた。


「ハァ・・・まこちゃん、お爺ちゃんとお話楽しいのはわかるけど、朝ごはん出来たから呼んで来てって言ってから何分経ってると思ってるのよ。」


「母さん!俺はちゃんと朝ごはん出来たって言ったけど、この爺がいちゃもん付けてきたから「彩ちゃん!おはよう!今日も可愛いね!行こうか!」・・・おい!爺てめぇ!」


「はいはい」パンパン


「お爺ちゃんおはよう!今日も元気ね!ほらっ!まこちゃん行くわよ」


「はぁ・・・わかったよ」


居間に着くと部屋にはもうすでに他の皆が集まっていた。


「悪い悪い遅くなった」


「またどうせ父さんが真に絡んでたんだろ?」


「はっ!あんなガキに絡んで楽しくもねぇよ。絡まれたんだよ。」


「爺の構ってちゃんのおかげで俺が母さんに怒られたわ!」


「「あぁっ?」」


「はぁ・・・まったく似たような性格になったもんだ・・・」ボソッ


「まぁお義父さん、朝から元気なのは良いことですよ」ニコニコ


「そうですよ、マコちゃん元気ないい子に育ってますよ」ニコニコ


「なぁ・・・佐恵子。俺たちの娘夫婦なんであんなに穏やかなんだろうな?」


「ふふふ、いい子に育ったからじゃありません?」ニコニコ

(うん、奥さんの娘だな・・・)


「じゃぁみんな揃ったし食べようか、いただきます。」


「「「「「いただきます!」」」」


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