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とある世界の話

作者: 春夏冬 悪姫

世界各地に5つの神木…当時は宝樹と言われていたのが現れたのは今からおよそ550年前の話である。

今では神話ではそれこそこの世界が生まれた時世界を支える柱として作られたなんて語られているが人間の想像力は豊かなものと感心したものだ。

話は戻すが宝樹は世界各地に恩恵をもたらした。

例えば白の国に生まれた宝樹は癒しを与え、赤の国…今で言う龍の国の樹は龍と同じ力を与えるものでした。

後者は適応者である必要がありましたけどそんなありえないものを五つ現れて…当時は現在ほど各国は裏では仲良かったですよ。

なので、裏では宝樹のやり取りはされてました。表では戦争という形で需要を作り各国の中で敵がいることでまとまることにしてました。今は完全に敵になってしましたけどね。私程度なら敵に回してもいいと判断されたのですね。

さて、宝樹が世界に恩恵を与えましたがそれから50年後世界的な厄災が起きました。

突拍子な話ですが異次元より五体の魔獣が現れたのです。当時の人王…私の主であった方なのですが…あの魔獣は宝樹と関わりがあるかもしれないと言ってましたね。宝樹も唐突に生まれたものでしたから。今では宝樹が実らせないのも魔獣が無くなったからかもしれませんね。

さて、簡単に言えば魔獣は各国で倒しました。問題はその後。また異形な者が現れました。なんとも言えない姿でしたので例えませんが…その強さは一言で言えます。この世界最強の龍王ですら相手にならなかった。以上です。

レッサードラゴンという区分はご存じですか?

レッサーデーモンでもいいですが…。

レッサーとは下級という意味なのですが誇り高いドラゴン、悪魔がレッサーとつくことを許容したか…。簡単に言えば前の魔獣の戦いで最低ラインの強さという肩書きなんですよ。ある意味強さを認められたラインだったのですね。このレッサードラゴン達やそれより上位の子達を連れて龍王はあれに戦いを挑みました。

そして、破れたわけなのですが当時のナンバーツーの五代魔王の一角、人王が彼女はある策を練りました。

それはあれの封印です。元々あの方は異界魔法の権威でしたので異界魔法にてあれと自身を異世界に飛ばしております。単純に人柱ですね。

そして、500年前龍王の厄災の日。世界中を火の海にした日です。

これは、世界中の書物を消してこの歴史を封印するためです。この突拍子のない話を神話として勇者が邪神を封印した話にするためです。

今までの歴史に勇者なんていませんでしたし、魔王が封印したとするより綺麗でしょ?

各魔王領地では勇者ではなく各魔王になっていたりしますけどね。

そして、私は主の命に従い人王を継ぎ壊れたインフラやなくなってしまった技術の復興など裏で色々させて頂きました。

そう言って彼女は私見てニコリと笑う。

「信用出来ないと思いますがいかがですか?勇者様?」


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